外国人学校も無償化?文科省
米国のリチャード・アーミテージ元国務副長官の訃報で、わが国の報道権力各社が彼を「知日派」と書く恥晒しは、どうにかならないものでしょうか。彼は、政治学者のジョセフ・ナイ氏と共に「操日派(ジャパン・ハンドラーズ)」でしかありません。
いくつかの事柄に於いて共和党系の政治家として正論も述べましたが、最も許せなかったのは、平成二十五年に安倍晋三元首相が靖國神社を参拝する直前、これに強く異を唱えたことです。
それ以前は、中共や韓国の北韓(北朝鮮)系左翼による参拝反対を「内政干渉を許さないためにも参拝すべき」「戦没者の祀り方はそれぞれだ」と述べていたにもかかわらず、中共を取り込むという米国の戦略転向で恥ずかしげもなく変節しました。
この「中共を取り込める」と考える致命的甘さは、第二次世界大戦で米民主党政権が犯した大失敗(大日本帝國を叩いて中共を誕生させた)から米国人が何も学んでいないことを表しています。わが国は、それでも彼らに操縦され続ける現行憲法(占領憲法)政治でよいのでしょうか。
さてさて、ほらご覧なさいよ、と。公式チャンネルの最新動画で述べた通りの展開を迎えています。
■動画提言-遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)チャンネル登録お願いします!
最新動画【選択的夫婦別姓】実は恐ろしい○○差別です!ダメ!ゼッタイ!
ちなみに、昨日記事の後段で指摘した夫婦別姓(別氏)推進派の渡部カンコロンゴ清花氏を推しているのは、自民党東京都支部連合会(都連)会長の座を萩生田光一元内閣官房副長官から奪った井上信治衆議院議員(東京二十五区)です。
井上氏は、英利アルフィヤ衆議院議員(千葉五区→比例南関東)を強硬に推した河野太郎衆議院議員(神奈川十五区)の「子飼い」であり、自民党の左翼・極左化を目論む「破壊者」の一人と断じて間違いありません。
立憲民主党にまでつけ込まれる現政権の体たらくを表す阿部俊子文部科学相は、学校教育法第一条に規定する学校(一条校)の何たるかを理解してその座に就いているのでしょうか。外国人学校(各種学校)はもとより、インターナショナル・スクールでも大阪国際中学校・高等学校の国際バカロレア・コースの一部例外を除き、ほとんどが非一条校です。
仮にも日本国籍の子供がインターナショナル・スクールへの就学を選択した場合、法的には保護者責任の就学義務違反になるほどで、そこへ授業料無償化のための国費を投入するのは、沖縄県石垣市議会が賛成多数で採択した意見書の通り大間違いであり、不法行為ですらあります。
よくぞ言ってくれた石垣市議会だけでは駄目なら、ほかからも文科省へ反対意見を積み上げるしかありません。そもそも完全無償化なら高校を義務教育とするのか、そうでないなら一部補助が正しいのであり、政権基盤が脆弱な現在の自民党と日本維新の会(中でも前原誠司氏)を結びつけた財務省の裏工作には、辟易させられます。
何やかんやと騒いだ挙げ句、本年度補正予算も組めない現政権に、もう何もしてほしくありません。一刻も早く退陣あるのみです。