「ユン、アゲイン」保守の逆襲
韓国の尹錫悦前大統領について、私が四日配信の最新動画の中で意図して口走ったことが目下、韓国保守派内で大きなうねりを巻き起こそうとしています。それは、「尹再び」です。
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最新動画【ユン大統領弾劾罷免】北朝鮮左翼まみれの裁判所で日本もいつかこうなる
まず、現在この動画の再生回数が大きく伸び、韓国からもご視聴いただいていることに感謝します(字幕機能で韓国語を選択できるようにしている=実は韓国語字幕では「尹大統領以外に当選できそうな与党・国民の力の候補はいない」「尹大統領がもう一度出馬する方法はあるはずだ」と意訳してある)。「尹再び」という言葉自体のきっかけは、非常戒厳宣布をめぐり不当拘束されている金龍顕前国防部長官が獄中から「Yoon Again」と書いた手紙を公表したことです。
それでも私が「尹大統領は、恐らくそうはしないだろう」と自制したのは、憲法と憲法裁判所法の解釈が「微妙」だからで、例えば「弾劾された者は五年間、公務員になれない」の「公務員」を、単に「国家公務員」とするか、尹前大統領のような「選挙の結果任命された公職者を含むもの」とするかに懸かっています。
韓国大統領は、その任期を五年の一期のみとし、法が再選を禁じていますが、尹前大統領は憲法裁によって罷免され、大統領だったことで得られる諸権利を剥奪されました。すなわち、大統領だったことが否定されたわけですから、次期大統領選挙に一から出馬することが可能ではないか、との解釈が一応成立します。
私自身が自制したことではありますが、韓国保守派との連携で、北韓(北朝鮮)系野党・共に民主党代表の李在明工作員が次期大統領になることだけは「何が何でも阻止しよう」と確認し合い、尹前大統領再出馬の手を考えた結果です。
李氏ら北韓左翼が韓国の法を無茶苦茶に運用してきたなら、保守派も黙ってはいない、と。尹前大統領は昨日も、大統領公邸を出ませんでした。北韓左翼が「判決を無視した見苦しい抵抗」と非難していますが、ひょっとすると尹前大統領もこの手に乗ってくれるかもしれません。
その最大条件は、尹前大統領が逮捕されないことです。憲法裁でも内乱罪は外されていますから、李氏がやっているほどの不法行為に及ばずとも「弾劾・罷免はされたが逮捕はされず」が可能かもしれません。
さて、二月六日記事の中段で取り上げた事件について、警視庁公安部が徐耀華容疑者を再再逮捕したということは、この男が駐日中共大使館勤務時代から接触してきたわが国側の国会議員や国家公務員(霞が関官僚)を徹底して調べているのがわかります。
この事件の場合、詐欺容疑はどうでもよく、屈中派の政治家や官僚は「震えて眠れ」ということです。徐容疑者を通して国家機密の漏洩があったかどうか、さらに時間をかけて捜査するという警視庁公安部の意気込みが感じられます。
とは言え、そもそも中共籍の者がわが国政府から約二千五百三十一万円もの大金を給付されていたことも大きな問題です。しかも給付の理由は、中共からバラまかれた武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の蔓延による経済活動の停止だったというのに。
もしも私たち国民の経済が潤って(内需回復して)いれば、こうしたことへの批判も少ないでしょうが、国民経済を放っておいて霞が関ばかり焼け太りし、挙げ句に外国人に手厚ければ、政策的不公平・不公正感が際立ってしまいます。
そうした声を「外国人差別的」などと言うなら、まず日本国民のための政治をし、結果を出すことです。私たち国民の困窮には上っ面の言葉を並べ、外国人の違法滞在等には目の色を変えて「助けろ」とわめき散らす左翼・極左は、国会に、いや私たちの世界に要らないのです。