財務省の下僕首相が券バラマキ
昨日の全国一斉「財務省解体デモ」のうち、財務省近畿財務局前で行われた大阪会場の模様を、こちらの動画でご紹介します。大急ぎで編集しましたので、是非ともご覧ください。
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最新動画 【財務省解体デモ】森友問題を起こした近畿財務局前で消費税廃止を叫ぶ
まずは、主催された方がたと、あの「森友問題」の震源地だった近畿財務局前でデモを許可してくれた大阪府警察に感謝します。大阪会場は、驚くほど参加者が多く、整然としながらも財務省主導の経済・財政政策にこれほど国民が怒っているのか、と改めて実感させられるものでした。
東京会場では、昨日記事の後段で述べた嫌な予感が的中してしまい、刺傷事件で逮捕者が出ました。デモの街頭演説に登壇した立花孝志氏に対し、明確な殺意をもって襲撃に来た輩がいたようです。
国民経済全体を考え、財務省(新川浩嗣事務次官)に解体的改組を求める国民の声は、財務省という行政権力の頂点を改心させることこそできなくても、立法権力に対してその声の「多さ」をもって政治を動かす力にはなります。
財務省の言いなりになった岸田文雄前首相の使命は、同種の無能者、つまり石破茂氏を次の首相に据えることでした。だから積極財政派の高市早苗前経済安全保障担当相は、先の自民党総裁選挙で徹底して当選を妨害されたのです。
で、その結果がこれです。いえ、いいんですよ。国家を語り、国家を動かす政治家の十万円なんて、私たちの「一円」にも満たない「はした金」中のはした金ですから、一億円くらい配って・貰って初めて「一万円相当」という世界でしょう。
しかし、石破氏に限っては、さんざん「自民党、何か感じ悪いよね」などと吠えて安倍晋三元首相や麻生太郎元首相に、生意気にも引き際を説いてきた輩です。「貴様こそ配ってたのかよ」と。
石破氏は、党内で以前からケチで有名でしたから、首相になって「足りない人望」を商品券で買おうとしたようですが、そもそも石破氏が嫌い、或いはここへきて「支持をやめたい」と思うようになった複数の議員から今回の商品券配りが世間に漏れました。
配ったのは今月三日、十五名の議員事務所に石破氏の秘書が赴き、そこからまず朝日新聞社に流れたのです。それがよほど悔しかったのか記者の問いかけに、政治資金規正法第二十一条二項をめぐる「中二病」どころか「小二病」さながらの幼稚なやり取りをしてしまいました。
石破氏の世代ですと、田中角栄元首相の「思いやり(カネ配り)」をギリギリ知っている(受け取ったこともある)でしょうから、今までケチでやらなかったことを「俺もついに首相だ。やってみるぞ」とばかりにやったのでしょうが、その種のことを非難してきた本人がやってはいけません。
これが綺麗事莫迦(ポリティカル・コレクトネス)の顛末と申しましょうか、日ごろから絵空事しか語らないような政治家は、一切信用に値しないということです。財務省に騙されるがままに「増税しないと財政破綻します」と言う政治家も、もちろん信用してはなりません。
そのようなことだから「その十万円、国民全員に配れ」などと一部の国民に言われてしまい、わが国政治のスケールがますます縮んでいくのです。