石破内閣発足一ヶ月で支持3割

皇紀2684年(令和6年)10月30日

石破内閣支持率34%、前回調査から急落…読売世論調査

【読売新聞】 読売新聞社が28~29日に実施した衆院選の結果を受けた緊急全国世論調査で、石破内閣の支持率は34%で、内閣発足後の前回調査(1~2日)の51%から急落した。内閣不支持率は51%(前回32%)で、内閣発足から1か月足らず…

(讀賣新聞社)

 讀賣新聞社は、岸破森進次郎政権の支持率を三十四%と報じましたが、共同通信社は、三十二%という世論調査結果を出しました(産經新聞社記事を参照)。ところが、六十六%の回答者が自民党評論家の石破茂氏の辞任は「必要はない」とも答えています。

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 自民党の大敗を愉快そうに書き立てる報道権力各社は、おおよそ石破氏について「国民人気第一位」と報じ、まるで「自民党は石破氏を総裁に選ぶべき」であるかのように煽ってきました。その結果がこれです。

 もうすぐ病魔に倒れそうな菅義偉元首相、自分を否定されたくないだけの岸田文雄前首相、奈良県知事選挙のころから顕著に異常だった森山裕幹事長、調子に乗っておいていち早く政権から逃亡した小泉進次郎前選挙対策委員長らは、いわば報道権力と一緒になって自民党のあるべき姿を壊し、わが国の政治をあまりにみっともないものにしてしまいました。

 私たち国民は、そのような自民党の「出来損ない権力」と報道権力に騙されたのです。そして今、また別の嘘に騙されようとしています。

 岸破森進次郎政権(自民党)の衰退を悦びつつも、野党結集による左翼・極左政権の誕生が叶わない現下、報道権力と前述の出来損ない権力は、何としても高市早苗前経済安全保障担当相の次期首相就任を阻みたいようです。

 よって、識者の意見という体裁で続続と「次は林芳正(リン・ファンヂャン)内閣官房長官」という世論および自民党操作を展開しています。これが「次は石破茂」に続く嘘です。

 あなたは、或いは自民党議員たちは、また騙されますか? そんなに騙されたいですか?

 私が「高市さんを日本初の女性首相に」と唱えて読者から批判された約十年前、党内の声も取り上げ「林芳正は最低の政治家」とののしってやはり読者から批判されたこれまた約十年前と現在を、どうか比べてみてください。どちらの意見も今や、もう批判する読者は少ないはずです。

 はっきり申し上げて報道権力に岸破森進次郎政権を批判する資格などありません。あなた方が煽って誕生した政権です。石破氏の不始末は、あなた方が責任をもって始末してください。

 まして別の嘘でまたも私たちを騙そうとしないでほしいのです。先の自民党総裁選挙は、明らかに高市前担当相が総裁になるだけの結果を出していました。議員たちも分かっていたはずです。

 何度も申しますが、高市前担当相が首相になって現在わが国、私たち国民が抱えるすべての問題が解決するとは思いません。それでも、出鱈目な権力の嘘に騙されて誕生した岸破森進次郎政権よりはるかに多くの問題を解決するでしょう。

 その解決を、報道権力が苦苦しく取り上げ、時に大声で批判するに違いありません。その嘘にも、私たち国民が決して騙されてはならないのです。

 石破氏の辞任を「不要」と答えた国民は、政府の混乱を恐れての深謀遠慮にすぎません。岸破森進次郎政権は、その「六十六%」に胡坐をかいてはなりません。

 私たち国民のほうが政府のありようを心配しています。発足わずか一ヶ月で支持率が約三割にまで堕ちた内閣は、外交・安全保障上も極めて「弱い体制」であり国民を守り切れませんから、来春などと言わず今すぐ退陣すべきなのです。

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