靖國参拝しないからこうなる
中共・共産党人民解放軍の動きが苛烈化していることを申して以来、まさに立て続けといった感を拭えません。わが国が「国」と認めていない(国交がない)北韓(北朝鮮)とやっていることが同じです。
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これまで内陸(旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)など)の着弾で実験することはあっても、太平洋へ向けて発射したのは、産經新聞社記事にある通り四十四年ぶりのことでした。その狙いは、中共に事前通知されたうち米国と英連邦豪州の軍事同盟(AUKUS)への牽制があるでしょう。
今回は「遠くへ飛ばす」行為でわが国に直接的脅威を与えるものではありませんでしたが、東支那海や南支那海でわが国、台湾やフィリピン(比国)に暴虐の限りを尽くし始めたことと「一連の行動」と見るべきです。
それを念頭に、この話題に参りましょう。
共同通信社出身の「政治ゴロ」と日本共産党のシンパに靖國神社参拝を語らせるほうが間違っているのですが、航空自衛隊から外務省へ入省し、安全保障政策の識者とされた拓殖大学の森本敏顧問(前総長)が「国策に殉じられた方に尊崇の念を持って感謝の思いを捧げる」とまで述べておきながら「個人」が「肩書」が、と言い出すに堕ちては、もはやわが国にまともな有識者がいなくなったことを意味します。
奇しくも立憲民主党代表として再登板となった野田佳彦元首相(旧民主党政権)に防衛相を任されて以降、特に言説がおかしくなり始めていた森本氏ですが、これほどの与太話を東京都の石原慎太郎元知事がご存命なら何と糾弾したでしょう。
文字通り「国策に殉じられた」御霊に現職の首相として頭を下げないということは、国民が国策に殉じたことを「認めない」態度であり、わが国の行政権力は、何度でも私たち国民を国策によって「頭も下げずに平気で死なせる」ことを意味します。
皆さん、それでいいんですか? 一国の首相ともあろう者が靖國神社を参拝しないというのは、そういう意味なのですよ。
もっともらしく中共や韓国(のうち特に北韓派左翼)との関係を述べた三氏は、ならば中共や韓国がわが国に何か配慮していることがありますか、と。
最も私たち国民(先人)を殺した米国に、靖國参拝を牽制されるいわれもありません。それで関係が悪くなるのは、歴代首相(最初は中曽根康弘元首相)が訳の分からないことを言い、まともに参拝の意義を説明してみせなかったからでしょう。
こうした行政権力の無策によって私たち国民が不利益を被っている、という視点に立って論じる者が誰もいないとは、全く情けない「有識者」たちです。
かねて申しておりますが、中共や北韓に配慮してよかったことなど一度もありません。わが国の首相が靖國参拝を控え続けても、弾道弾は飛んでくるわ、領海侵犯にとうとう領空侵犯、人民を扇動して利用する対日ヘイトスピーチ(憎悪差別)工作で器物損壊されるわ、報道まで操縦されるわ、やられっぱなしではありませんか。
これらはむしろ、靖國神社を参拝できないような「腰抜け」が甘く見られた顛末です。高市早苗次期首相は、堂堂と参拝されますよう一国民として強く希望します。