外国人犯罪の隠蔽こそ差別
台風七号の接近に伴い、関東から東北地方にかけて暴風雨の被害が多発しそうです。過去最大級の台風に成長したまま接近するため、警戒してください。
埼玉県川口市の小山千帆前市議会議員のことは、五月二十八日記事で取り上げましたがその後、彼女は議員も辞めていました。
極左暴力集団との関係が常に取り沙汰されているれいわ新選組を離党してまで、身をもって在日クルド人問題を経験し、これを見逃せなかった小山氏は、かと言っていきなり自民党に入党できるはずもなく、間をとって立憲民主党に入党したようですが、これが朝日新聞社記者の詰問を端緒に物議を醸した、という産經新聞社記事です。
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とは言え自民党もこの問題には及び腰で全くの役立たずなのは、「外国人差別だ」との左翼・極左による言いがかりに対処するのが面倒だからでしょう。米民主党の傀儡にして中共・共産党への配慮を忘れない岸田文雄政権下ならでは、と申せましょう。
川口市の奥ノ木信夫市長の「すっとぼけ」も、面倒なことから逃れて市民生活を守る気もないもので、わが国の政治の腐敗と国民的不信は、こうしたことから起きています。
私たち国民の多くが求めているのは、ことのほか「外国人を厳しく取り締まれ」というものではなく、私たちに対するのと「同じようにしてくれ」ということにすぎません。川口市議会が採択した意見書もそのような内容です。
外国語対応が「厄介だから」という理由などで、外国人犯罪を見逃してはいけません。現状の対応は、れっきとした差別です。
何度も申しますが、その厄介の一切を人員も予算も足りていない警察に押しつけ、政治がこの始末であることは、政府と地方自治体が犯罪を呼び寄せています。信じられない有り様です。
川口市に「言われているような在日クルド人犯罪などない」と主張する人びとは、いわば「日本に暴力団などいない。私は見たことがないから」と言っているのと同じでしょう。或る地域が「荒れている」と外部に指摘されても、その地域のすべてがそうではないのと同じです。
しかし、実際に被害が発生しています。小山氏自身も、川口市での暮らしの中で、彼らの暴走行為などを目撃しているのです。それがれいわを離党し、意見書の採択に賛成した経緯でした。
私たちは、小さなほころびを見逃してはいけません。それは次第に増長し、手がつけられなくなってからではもうどうしようもなくなるのです。