まだ「自衛官=人殺し」世代

皇紀2684年(令和6年)8月4日

「いやだ、人殺しの訓練してた人なの」54歳で陸上自衛隊を退職した元自衛官が、転職後に突きつけられた“悲しい現実” | 文春オンライン

自衛官の定年は一般企業、他の公務員よりも早く、年間6000人の退職者の大部分が55歳前後だという。定年後も大企業顧問、研究機関の長、大学、メディアなどで活躍できるのは、一握りの超エリート自衛官だけ。…

(週刊文春|文藝春秋社)

 未だ「自衛官です」とか「元自衛官です」と聞いて「人殺しの訓練してた人」などという暴言を吐き返すような手合いの者は、恐らくわが国の左傾化が進んだいわゆる「全学共闘会議(全共闘世代の高齢者ぐらいだと思いますが、阪神淡路大震災や東日本大震災、或いは本年一月一日に発生した能登半島地震などで、そうした世代の多くが自衛官に助けられたはずです。

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 確かに自衛官は、銃器を扱う訓練をしています。それは、警察官も同じですが、私たち国民を守るための有形力の行使を、いざというその場面に備えて実施する訓練をもって「人殺し」という類いの認知能力なら、患者を救うための有形力の行使として外科医がメスで人の胸部や腹部を開くのも、果たして同じように言うでしょうか。

 いえ、恐らくほとんどの人が言わないでしょう。「それとこれとは違う」と言うかもしれませんが、同じことです。それが分からない程度の左翼・極左は、教育を目的とした有形力の行使も否定します。目下すっかり定着してしまった「体罰の禁止」です。

 かつて日本共産党の藤野保史元衆議院議員(比例北陸信越)が討論番組の生放送中、防衛費について「人を殺すための予算」などという信じがたい暴言を吐き、のちに党を挙げた発言撤回と謝罪に追われたことがありましたが、何度外部の忠告を受けても「暴力による革命」を否定しない共産党に、国民を救うための自衛隊がこのような暴言を吐かれるいわれはありません。

 たまさか介護職に就かれた元自衛官が暴言を吐かれたわけですが、介護対象者にも共産党支持者をはじめ、いろんな人がいるでしょう。いわば申し訳ありませんが、先述のような世代の「とんでもない老人」に当たってしまうこともあると思います。

 私は、社会福祉政策の提言を前に、介護職の方がたのお話を聞く貴重な機会を設けたことがあり、存外にそうした高齢者やそのご家族の言動に神経をすり減らすことがある、という認識はありました。一方、政策提言としては、それに対応できるだけの人員を確保できていない現場がほとんどである、と。

 その原因は、文藝春秋社記事にもある通り、給与水準が低いからです。一様にそのことは言われました。「上(運営法人幹部)は『募集してる』と言うが、あんな時給で誰も来るはずない」と。

 政府は、介護職に外国人を就けさせようとするばかりで、本当は日本人でできることをできないようにしています。全産業の平均給与と比較して「遜色がない」と言い訳する厚生労働省は、介護職の精神的・肉体的大変さが分かっていません。

 それに見合った給与水準を政府主導(介護保険制度の全面的見直し)で保障しなければ、外国人も逃げ出すに決まっています。

 文春の取材に対応した元自衛官の方が言われるように、若者が夢を持てる業界ではないのなら、経済的困窮の加速による少子化の進行も止められず、高齢化だけが際立つ国家にて、もう誰も互いを支えきれなくなるのです。

 それは、自衛官や警察官、消防官、海上保安官の「先細り」も意味し、何としてもここで食い止める経済政策が必要なのです。

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『まだ「自衛官=人殺し」世代』に2件のコメント

  1. 波那:

     前に自衛隊を批判する男性に少女が放ったことと言う、阪神大震災の時の動画のコメント欄に20代の時に自衛官で阪神大震災の時に出動した言う方が街中を自衛隊車両で走ってると神戸の皆様が御辞儀されていたのが忘れられませんと書かれていたコメントに「自衛隊車両を見ただけでホッとして安心しましました。有難うございました」と返信したら現地の方の声を聞いた事がなかったので、お声を聞けて感激しました。もう退官したけれど僕の人生、自衛隊に入隊して良かったと思えましたと御返事貰って感動しました。あの時、村山首相が自衛隊を投入するのを躊躇して救助が遅れて被害者が増えたとか、そんな色んな四方山話を知ったのはずうっと後の事でした。芦屋も空襲受けたみたいになってましたから瓦屋根の実家も崩れ、親も下敷きになり…自衛隊車を見かけたのは何日か後だったと思います。私自身は自衛隊の方のお世話にはならなかったのですが、でも車輌を見かけたら、あっ私達は守られてると嬉しかったのは憶えています。
     ユーチューブで海外のドラマや映画を観るようになってから、よその国では軍隊や軍人、国旗が尊重されているのを見て戦後日本の自衛隊に対する態度の異様さを知りました。朝から晩までネットでヘイト撒き散らしてる、あの人らだけでも800億円だかの生活保護費を毎年使ったりしないで自衛隊に回すように国会議員に言って下さい。出来れば帰ってもらって下さい。建て替えの必要ある自衛隊宿舎の事とか知ると何故、日本人になら何を言ってもいい、何をしてもいいと思ってる彼らに金を費やすのかと腹立たしいと日本人は思っているのです。

  2. ナポレオン・ソロ:

    240804-3 介護職への外国人導入への絶対反対意見
    今日は ソロです。
     自衛官が「人殺しの訓練を受けた人」って、バカな事をいって居る人は、自然災害の豪雨・豪雪 天災の地震や火山爆発や津波に遭った事が無い人なんでしょう。 私は幸か不幸か阪神大震災の経験者ですから、、彼らの活躍の有難さを骨身に沁みて解って居心算です。 

    私が思うに、日本社会が古代から直面して来たのは、外敵の侵入・侵攻では無く、毎年やって来る豪雨による川の氾濫で折角耕した畑や水田が冠水してダメになって終うので、豪雨が続いて危ういのが解って居乍ら、田畑の状況を見に行って冠水で見えなくなった部分に足を取られて、死んで終う事故が今でも起こって居ます。

    防災設備が揃っている現在でもその調子なので、無かった時代ならしょっちゅうあった事ですね。 日本の社会は、こうした、常時自然災害に晒されていると言っても良い状況なので、イザという時の加勢・助力が如何に有難いかが良く分かって居る社会ですら、相互扶助が社会の基本理念ですよね。

     その常識に基づいて自衛隊は災害支援救助隊的な活動をしているのが日常です。 なので、阪神大震災の時に、痛みの駐屯地の指揮官が出動要請を「今や遅し」止まって居たのに、遂に電話は無かった事を時の社会党政権の村山富市首相ジャ「何せ初めての事だったので、・・」と言い訳したが、此れが国民から大顰蹙を買い社会党政権は即刻瓦解しました。

     之は、現実に起こった火急の事態にさえ、対応出来ない原因が、自身の首相と言う立場よりも、共産主義者としての立場を優先して考えた結果だと、云われても仕方が無い。正に無知(恥)蒙昧を絵に描いた言うな仕儀で、 社会党の委員長は務まっても、首相はぜったい無理だと言う事を、自ら証明して見せた好例でしたね。

     この様に、自衛隊とは「自らを自らの力で衛る」組織の事を言うのですが、其れを動かすものは、その趣旨を誤解・曲解している共産主義者には決して任せてはイケ無い事も、このじっれは示しています。介護も之と同じで、同じ国民が進んで介護にあたるのが「「扶け合う」事が日本社会の常識の国であると言う理解が行き届いて居ないのです。

     こうした基本的に「日本人とは何か?」が、良く分かって居ない人が、特に我々の世代には多過ぎな様な気もしています。因みに私は昭和20年代の最後の年なので、団塊の世代を過ぎた辺りなので、上も下も付き合いがあり、更には戦前世代共交流が多かったのです。

     だから、云う訳ではありませんが、外国人を介護労働者に起用すると言うのは、」一しのぎの意味でしかなく、ただでさえ易い介護職者の給与水準をさらに下げる良い嘘にしかなりません、その上、彼らが将来母国に帰って、日本で得た経験知を活用しようにも、給与が安すぎて求職者が居なければ何にもなりませんね。

     厚労省の欧米しか見ていない姿勢が咋ではありませんか? 私の甥っ子も買い越しの免状を持って仕事をしていますが、曰く「僕は年寄りが好きだったのに、この仕事をして、大嫌いになった」と言って居ますね。

    斯う言う労働環境に対する官僚の理解度合いが最低水準にも達していない可能背うがtら階話です。我々の世代も好い加減「サヨク被れ」が多いけれど、今の30~40代は、基本的な日本人と言う物への理解が出来て居ないので、結局学校教育が全然ダメだと言う結論になりますね。

     そうです、基本は文部科学省の日教組が元凶なsのです。