暗殺に失敗した現職は撤退

皇紀2684年(令和6年)7月22日

※ 本日配信予定だった記事は急遽、明日の配信に振り替えます。ご了承ください。

 米民主党のジョー・バイデン大統領が十一月五日投開票の大統領選挙から撤退する意思を表明しました。バイデン氏は、つい先日まで「再選を目指す」と言い続けてきましたが、党内から数多く撤退を促され、決断したものと見られます。

 二十日記事の最後に「八月十九日の米民主党全国大会の初日までに、さらにもう一波乱あるかも」と申しましたが、やはりその通りになりました。投開票まで四か月を切っての撤退表明で、米民主党の混乱は必至です。

 すべては、公式動画でも取り上げたドナルド・トランプ前大統領の暗殺に失敗した瞬間から潮目が変わりました。安倍晋三元首相の暗殺に成功した体験から胡坐をかいた米民主党の大誤算です。

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 トランプ前大統領の暗殺未遂で、一つの可能性が大きく現実味を帯びてきたと申せるのは、安倍元首相の暗殺を指示したのが北韓(北朝鮮)工作員まで使った中共・共産党かもしれないこと以上に、国際金融資本の意思に基づいて米民主党政権が関与したかもしれないということです。

 これを「陰謀論」と片づけるには、安倍元首相暗殺事件に多くの疑問が残りすぎています。実行犯とされた山上徹也被告と、トランプ前大統領を狙撃したとされるトーマス・マシュー・クルックス容疑者(死亡)の共通点が異常に多く、当日の服装までほぼ同じだったという「おまけ」もついていました。

 十六日記事でも両事件を並べてそのことを匂わせましたが、だからこそ前出の二十日記事で「国際金融資本にとって不都合なトランプ政権の再誕を阻止すべく彼らは、米民主党の候補からジョー・バイデン大統領を外そうとする」と申したのです。そして、その通りになった、と。

 再選を狙った現職が大統領選から撤退するのは、実は米民主党のジョン・F・ケネディ大統領(当時)暗殺事件で副大統領から昇格したリンドン・ジョンソン元大統領しか例がなく、あまり現実的選択ではありませんでした。

 それでもこうなったのは、軍産複合体や製薬会社ら国際金融資本の代弁者によるかなりの説得(恫喝?)がバイデン氏に試みられたからでしょう。追い詰められたバイデン氏は、自分も次男(ハンター・バイデン氏)も無惨に殺されるというなら撤退したほうがよい、と。

 こうした推論は、面白おかしく読み飛ばしていただいて結構です。ただ、現実は、彼らの思惑通りに事が進んでいます。

 米民主党は、そのままカマラ・ハリス副大統領を候補者に仕立てるかもしれませんが、彼女の酷く無能なさまも既に知られているため、トランプ前大統領には勝てません。一部で囁かれているのは、弁護士のミシェル・オバマ元大統領夫人を出せば「勝てる」というのですが、これこそ非現実的選択であり、しかしながら米民主党がなりふり構わずその道を行く可能性もあるでしょう。

 私がかねてより「ダボハゼ(「ダボス会議」より)」と呼んでいるクラウス・シュワブ氏のような類いの所業がますます乱暴になっています。世界経済フォーラム(WEF)代表を来年一月までに退任するらしい「変態趣味老人」の最期の大仕事なのでしょうか。

 作られた環境問題、ワクチン、そして戦争など、彼らの思惑を見逃していると私たちの暮らしは、不安定なほうへ漂流していくだけです。たとえ多勢には抗いきれないとしても、自分自身が正気を保たねばなりません。

 言っても分からない人のことは、もう放っておきなさい。「頭のおかしな陰謀論者」扱いを受けてまで教えてあげる必要はありません。私も、一体どこからどこまでが真実なのか、確信はないのです。

 ただただ「日本を守る」という正気さえ保っていれば……。

 最後にもう一言だけ。安倍元首相は、トランプ前大統領が再選されて(現職で)いれば暗殺されていませんでした。今も生きておられたでしょう。何もかも前回選で、米民主党のバイデン氏が大統領に当選したということにされた日から始まったのです。

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『暗殺に失敗した現職は撤退』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    4年前の米国大統領選挙のことを話題に挙げると、すぐさま陰謀論者のレッテルを貼りに来る輩がいるのですが、その手の人物に限って安倍元首相暗殺事件についての真相を質せば「別の真犯人がいるに違いない」と言うのです。私たちは選挙でも事件でも「真実を知りたい」だけです。

    たしかに展開されてきた言説の中には、あまりにも非科学的であったり突飛なものがあったのも事実です。しかし大統領選挙においては大規模な不正の入り込む余地が、そして安倍元首相の事件においてはもはや意図的としか思えない杜撰すぎる警備計画から事件発生後の奈良県および警察関係者の「処理」に至るまで真実を闇に葬る為の不作為が、文字通り無限に存在したではありませんか。

    「あの日何が起きたのか、本当のことを知りたい」と思う、人として至極当然の気持ちさえ「陰謀論」と笑うならば金輪際「保守」を名乗る資格はありません。どうぞ国際金融資本の忠実な下僕となって極左思想活動に精を出してください。安倍元首相には大変気の毒ですが、その手の連中が商売に使う「安倍さんありがとう系」のコンテンツには一切触れないことにします。その代わりといっては何ですが、何とか小旅行程度の日程で行ける距離にある安倍家の墓所は定期的に訪れるつもりです。
    生前ついにその姿を見ることのできなかった安倍元首相に、どうしても感謝と「守れなくて申し訳なかった」というお詫びをしたいのです。

    ※今まで全く無縁だったコロナに遂に罹患しました。とはいえ症状はインフルエンザと殆ど同様で、市販の風邪薬を服用し大人しく寝ていれば完治するものです。連日の猛暑で低下した体力の隙を突かれた感じですが、改めて思うのが「この程度の感染症で報道権力や専門家連中は経済を致命傷に追い込んだのか」ということでした。そして今なお「第11波」(笑)などと騒ぐのです。だったらどこぞやのテレビ局が強行する「公開処刑マラソン」でも中止させろよという話です。

    中共による単なる人工ウイルスの話がまさか世界をここまで混乱に陥れ、遂には世界的にも稀な「真のリベラリスト」を消し去り、「再び米国を偉大な国に」と立ち上がった指導者さえも紙一重の差で失うかもしれなかったなど想像すらしていませんでした。ただ願うのは先生が動画で仰っていた「反日をやめてください」ということに尽きます。反日は、やめさせなければならないのです。