台湾「一つの中国」認めず

皇紀2684年(令和6年)5月31日

 陸上自衛隊・北富士演習場(山梨県富士吉田市、山中湖村)で昨日午前八時四十分ごろ、第一普通科連隊(東京都練馬区)の演習中に手榴弾が爆発した事故で、首に弾の破片が刺さった山宮拓三等陸曹が亡くなりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 私たち国民を好戦的外敵から守るための訓練で、二十九歳の隊員が亡くなったことを申し訳なく思わずにはいられません。自衛隊内で起きた事故の捜査は、その権限が自衛隊になく、また現行憲法(占領憲法)下で軍事裁判所もないため、すべて軍事的知識のない外部へ委ねられます。

 防衛省(背広組)も自衛隊(制服組)の事故を他人事にように扱い、今回の事故では陸自が、これまで通り孤独に検証を進めて再発防止策を出すことになるでしょう。海上自衛隊が民間船舶に接触されて事故になった際も、捜査権限を有する海上保安庁から「勝手に事故調査するな」と指導が入り(その後は横浜地方裁判所なんぞに判決を下され)、これまで以上に海自と海保の溝を深めてしまいました。

 弾道弾を連射し、韓国に向かって汚物を詰めた風船を約百五十個も飛ばすような北韓(北朝鮮)と、フィリピン(比国)や台湾、そして沖縄県を連日のように威嚇し続ける中共という好戦的体制に取り囲まれているわが国は、このままでよいはずがないのです。

台湾世論「一つの中国」を7割超が認めず 頼清徳総統の中台巡る演説は7割超が支持

台湾の対中政策を主管する大陸委員会は30日、中台関係に関する世論調査の結果を公表した。中国が主張する「一つの中国」原則は7割以上が賛同しないと回答し、中国側に…

(産經新聞社:産経ニュース)

 さて、昨日記事でも申した中共による日台分断工作の賜物として、主として自衛隊の活躍を嫌う護憲(従米)左翼が「台湾人は『一つの中共』を受け入れたがっている」と主張します。

 それは、台湾行政院の大陸委員会(邱太三主任委員)が出した世論調査結果のうち、いわば「たった二割超」の意見を拡声したものです。そのことが今回の調査でもはっきりしました。

 何よりも軍事的、且つ経済的威嚇や脅迫に台湾人の九割もが恐怖と憤りを禁じえず、台湾と国交のある国に断交を迫る中共のやり方を「汚い」と感じているようです。引き続き頼清徳新総統が中共を叱りつけるよう、多くの台湾人が求めていることも分かりました。

 遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)の「【台灣加油】日本で台湾のフツーのお菓子買ってみた」でも、私はシレっと「台湾は中国(※)の一部ではありません(※ ユーチューブ上の表現)」という文言をブチ込んでいます。多くの人びとに、それを知っておいてほしいのです。

 私たち国民が真に「戦争は駄目、絶対」と思うなら、好戦的中共と北韓の戦意を削ぎ落さねばなりません。私は反戦・非核論者なので、だから中共と北韓に怒っているのです。

 中共や北韓に配慮し、現状のまま日中友好を謳って「台湾問題を言うのは右翼の謀略」だの「台湾人が望んでもいないことを訴えるな」だのと言う人を見かけたら、指差して「この戦争屋! 人殺し! 平和主義の敵!」とののしってやろうではありませんか。

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『台湾「一つの中国」認めず』に1件のコメント

  1. sana:

    中国のホテルで出たぜんざいは、砂糖が入ってない小豆汁でした。
    台湾のレストランで出たぜんざいは、まったく日本のと同じおいしいぜんざいでした。
    また台湾は非常に衛生的です。
    「芋氷」という旗や看板がしきりに目にはいり気がかりでした。
    買い食いすればよかった。
    女性に。台湾に行ったら是非シルクの洗顔パフを買ってください。
    お肌がツルツルになります。