日本で「迫害」って…まさか

皇紀2684年(令和6年)5月21日

 昨日記事の冒頭で取り上げたイラン(義国)のエブラーヒム・ライーシー大統領とアミール・アブドラヒアン外相の遭難事故ですが、共に亡くなられていたことが確認されました。義国民に対し、衷心よりお悔やみ申し上げます。

 ただ、これを契機として、義国民の中で回教革命以降の現体制を批判する声が大きくなるかもしれません。むろん義国憲法に従って大統領代行が決まり、速やかに次期大統領選出の手続きが行われるのですが、国内の混乱が顕在化する可能性に注視する必要があります。

 一方、台湾の頼清徳新総統が二十日、就任しました。衷心よりご慶祝申し上げます。

 同時に退任した蔡英文前総統は、二期八年に及ぶ「台湾」の堅持に尽力し、年金制度改正では既得権益側からの反発で辛酸(統一地方選挙の敗北)も舐めましたが、リベラルの民主進歩党らしく同性間の婚姻に準ずる制度に関する法律を亜州で初めて制定するなど、最後まで大きく支持を失うようなことはありませんでした。

 それでも、香港特別行政区で起きた中共・共産党による弾圧事件から台湾へ逃れてきた人びとをめぐる舵取りをはじめ、のちにいろいろ(共産党批判と選挙に利用したなど)言われたこともあって、中共が台湾に安全保障上の威嚇を続けたことと併せ、大変な苦労を強いられてきたでしょう。

 立法院(国会)では、中共に迎合する国民党が多数を占め、頼政権発足直前にも、国民党の強硬採決に抗った民進党と「もみくちゃ」の大乱闘に発展してしまいましたが、立法院前では、多くの学生たちが国民党を非難する声を上げていました。

 台湾が中共に侵略され、併呑されてしまうなどあってはなりません。財界の浸食は既に激しいですが、第一に台湾人の名誉と安全が守られるよう、決して他人事ではないわが国も力を尽くさねばならないのです。

 蔡前総統がわが国との友愛の情を常に表してくれたことに、改めて感謝申し上げます。日台友好は、永久に不滅です。

日本人の同性カップル、カナダで難民認定 「迫害に根拠ある恐怖」:朝日新聞デジタル

 同性カップルの日本人女性が昨秋、カナダで難民認定を受けた。性的指向を隠すことを強いられたりセクハラを受けたりしてきたことなどが、同性愛者や女性であることで受ける差別であり、同性婚を認めず家父長的な価…

(朝日新聞社)

 さて、わが国と約五十年にわたって「同じ家族」だった台湾が、そもそもわが国こそ大らかに認めてきた同性愛や性倒錯などを法的に認めたことは、台湾人が私たちの先人たちからさまざまなものを大いに吸収し、自ら学び考えた結果でした。

 欧米化を至上とする、特に現行憲法(占領憲法)施行以降のわが国は、ますます大和の民族性を見失い始め、古き良きわが国の国柄を知ることさえ「右傾化だ」何だと否定する極度の左傾化で、先人たちが同性愛を「衆道をたしなむ」とまで言ったことなど、すっかり忘れてしまったのです。

 かく言う私も同じでした。同性愛者の権利闘争という欧米の宗教原理主義がもたらした「黒歴史」との抗争を、わが国にも持ち込んだ左翼・極左の大罪を忘れてはなりません。

 個人が体験したことを否定はしませんが、わが国で「同性愛者がそこまで迫害された」と移住ではなく難民申請までしたのは、何ごとでしょう。確か阿大陸某国から同性愛者がわが国へ難民申請に来たほどで、それを支援した左翼・極左は、ならば「わが国でも迫害されるから英連邦加州へ行きな」と助言すべきでしょう。

 あちらではこの手口、こちらではあの手口と、どうにも権利闘争を仕掛ける「左翼・極左臭」が漂い、この報を受け、申し訳ありませんが当該女性たちを全く気の毒に思えません。「待ってました」とばかりに大きく報じる朝日新聞社といい、権利闘争の予定調和が明け透けにさえなっています。

 本日午後九時、遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)でこうしたことを「かなり優しく」「同性愛・全性愛・性同一性障害・性不特定の人びとに寄り添う」中で重要なただ一つのことをお伝えする、という内容で発信する予定です。ではまた、夜にお会いしましょう。

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