フィツォ首相銃撃と岸田訪米
中欧スロバキア(斯国)のロベルト・フィツォ首相が昨日午後二時半過ぎ、同国中部のハンドロバ市内で銃撃されました。銃弾四発のうち一発が首相の腹部に命中しており、容態が深刻であると同時に七十一歳の容疑者が現行犯逮捕された、と現地報道が伝えています。
フィツォ首相は、三度(三期)目の登板ですが、従前の親露的主張を先月、一変させたばかりでした。それが銃撃された直接的原因かどうかは分かりませんが、三度目があると言われた安倍晋三元首相の暗殺を経験させられた私たち日本人にとっても、他人事ではない暴力事件です。
ただ、フィツォ首相の変節で気になるのは、岸田文雄首相が訪米時、ウクライナへの多額の「戦後復興代金肩代わり」を約束させられたとする情報があり、対露を固めたい欧州連合(EU)がそれでいてウクライナ支援から引き始めている現状と、露国にウクライナ侵攻を煽って始めさせた米民主党のジョー・バイデン大統領の再選(十一月五日)まで半年を切った今、露国の勝利が見える一方で腐敗していたウクライナへの支援を批判する声が多数を占めていることが関係したかもしれません。
前近代的戦意高揚など人びとに通用しない昨今、イスラエルの暴虐からパレスチナを守ろうとする声も世界各国で上がっており、それを「反ユダヤだ」と非難することで人種差別問題の衣をまとうのに必死なシオニストたちがさらに批判されるという顛末を見ても、バイデン一家と組んで自ら露国による侵攻を煽ったウクライナの「お笑い売国政権」は、到底支援の対象になりえない、と多くの人びとがとっくに気づいているのです。
わが国でも、一部の中共人、北韓(北朝鮮)人やクルド人の暴力行為を批判すると、すぐに「人種差別だ」何だと騒ぐ対日ヘイトスピーチ(日本人に対する憎悪を扇動して差別するのはよいこととする)集団がいます。私たち国民も、それを恐れて口をつぐんではいけません。
内閣府は、北海道根室市などへ各地の修学旅行担当の教職員を下見のために招き、いわゆる「北方領土」に対する理解を深める教育を推進していますが、千島列島全島と南樺太の領有を主張せず、現行憲法(占領憲法)のまま露国と講和しようとするのがウラジーミル・プーチン大統領の不信を招いたという実態こそ多くの国民に知らせるほうがよいでしょう。
さて、ここでお知らせです。約九年ぶりにユーチューブでの動画配信を再開しようかと思います。やめていた理由は、あまりにも「運営による言論統制が不当だ」と感じたためでしたが、これからは、公式ブログよりも「かなり優しめ」「一般受け」を狙いつつわが国政治の根本的問題を「匂わせていく」という方針で動画を制作する予定です。
公式ブログは毎日午前九時配信、公式チャンネルは不定期で午後九時配信とします。早速本日、午後九時に配信予定です。皆さんのご支援を賜りたく、よろしくお願いします。
皇紀2684年(令和6年)5月16日 11:15 AM
今朝、スロバキア首相銃撃の動画を観ました。スロバキアってメラニア夫人の出身国ぐらいしか知らないのですが、コメント欄に首相が自分が死んだらスロバキアの軍隊がウクライナに向かうし移民が入り込んで来ると言っていたと書いてた人が居たのと、何故そんな近距離で撃たれのに5発も発射してる間ボディガードは止められなかったのかと書いてた人が居ました。政治情勢を知らないので何も分かりません。安倍さんはバックにSPが立って居てくれたら犯人は撃てなかったのにと、やっぱし今でも思います。でももうヨーロッパは移民が大量に入り込んでしまって住民の方が国を捨てるしかないと出て行く逆現象にまでなってしまっています。EUで最も治安が良かった国だったのにスェーデンはGun crimeと最もレイプ犯罪の高い国となり今更、難民追い出す入れないと決めても遅いみたいです。日本は守れるのでしょうか?来月から難民申請を繰り返させずに強制送還出来る入管法を施行出来るそうですが必ずやるようにと強く言って下さい。緩い態度を取ると規制が厳しくなったヨーロッパに入りそこなったイスラム難民が日本に向かって来ます。
皇紀2684年(令和6年)5月16日 1:56 PM
遠藤様
毎日のブログ配信ありがとうございます。大変勉強になります。
また、ユーチューブでの動画配信再開ありがとうございます。楽しみにしていおります。