文前政権の処理をさせろ!

皇紀2684年(令和6年)3月21日

 歌手の吉幾三さんが公開した動画(YouTube)を端緒に、自民党の長谷川岳参議院議員(北海道選挙区)が批判の対象になっています。旅客機内(ファースト・クラス)で極めて横柄な態度をとっていた、というものです。

 自民党内は目下、議員や議員秘書の行動に関する醜聞に(他人事ではないが)多くの議員本人たちもうんざりさせられており、十八日記事で申したような一種の「権力闘争」も相まって、自ら国民的批判を招いています。そこへ、想像だにしない方向から「実名告発」が飛んできたわけです。

 長谷川議員は、参議院の国土交通委員会筆頭理事であり、議員の公式ブログ 一月十八日記事によりますと、日本航空の社長交代(四月一日付)について「パワハラ(職場内暴力)」「暴君」と評判の悪い赤坂祐二社長と客室乗務員出身の鳥取三津子次期社長の表敬訪問を受けています。これで長谷川議員のとったとされる態度のすべてを説明できるのではないでしょうか。

 鳥取次期社長は、いわゆる「赤坂院政のお飾り」とも言われており、仮にも長谷川議員に対する必要以上の対応を現場の客室乗務員が強いられているなら、そちらのほうが遥かに問題です。彼女が客室乗務員出身でも日航の「赤坂院政」が続く限り、これが解消されることはないでしょう。

日本語で訳されていない韓国のハンバーガーチェーン店の「独島パック」メニュー…チェーン店の本社が釈明

ロッテリア鬱陵島(ウルルンド)店で販売されるハンバーガーメニュー「独島(トクド、日本名・竹島)パック」が日本語に訳されて選択する場合、メニュー名が消えてしまい論議を呼んでいる。…

(中央日報日本語版)

 さて、韓国の大韓航空(韓進グループ)でも、経営者一族による暴力行為に客室乗務員が苦しめられたことがありますが、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の違法占拠を正当化するような名称のハンバーガーを販売していたロッテリアは、皆さんもご存知のようにロッテと共にわが国で創業されたファスト・フードチェーンです。

 韓国の、特に若者たちの感覚では、もはや「どんな田舎町にもある、ありがたくない店」であり、昭和五十四年の韓国進出(創業は昭和四十七年)以来、韓国ロッテの経営で国内最多店舗数のチェーン展開を誇るものの、例えば同業種のマムズ・タッチなどに比べて「おいしくもない」とあまり評判がよくありません。

 しかしながら、このいかなる手を使ってでも違法占拠からの既成事実化を思いつく涙ぐましいまでの「本当は後ろめたかったから日本語訳なんて到底表示できない泥棒根性」は、国際法上間違いなくわが国の領土であることを示すわが国の主張方法に於いて、不必要な配慮など文字通り微塵も要らず、少しは見習ったほうがよいでしょう。

 天気予報図に「竹島」「魚釣島(尖閣諸島)」を入れるべきですし、どこかのお店で「竹島定食」とか「竹島セット」「尖閣パック」とか全国で発売してほしいものです。喜んで買わせていただきます。

 そもそも十九日記事の中盤に取り上げた日本式飲食店が「売国奴」呼ばわりされた事件で、安山選手は結局、飲食店側に名誉棄損で告訴され、謝罪に追い込まれたのですが、その際に「親日派にされた」というのが店側の被害の主張であり、わが国政府として「親日派を売国奴と規定し続ける限り日韓関係の修復はない」と韓国政府にも与党・国民の力にも強く言い聞かせねばなりません。

 この騒動は、中共の飲料水最大手である農夫山泉(浙江省杭州市)創業者の鍾睒睒氏が「売国奴」とののしられ、商品デザインが「日本の富士山やお寺に似ている」「赤いフタを上から見ると日章旗に見える」などという幼稚な理由で目下、一部の中共人による不買、大量廃棄運動に繋がったのと似ています。

 背景には、鍾氏が莫大な資産を有して米国籍を取得しようとしていることがあり、いかにも中共経済の転落から発生した人民たちの怨念のような言いがかりなのですが、いちいちわが国、私たち国民を誹謗中傷しなければ保てない程度の「愛国心」なら、いっそ溝にでも捨ててしまえばよいのです。

 彼らのこうした所業を遠慮がちに黙って見過ごしてきたわが国政府は、どこまでも現行憲法(占領憲法)に従い、私たち国民から「愛国心」さえ奪いました。他国の人びとと互いの愛国心を尊重し合う機会もなく、中共や北韓(北朝鮮)の対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)にひたすら晒され続けてきたのです。

 平成三十年に発生した海上自衛隊哨戒機に対する韓国海軍の火器管制レーダー照射事件にしても、海自が再発防止の合意文書を作成したものの、謝罪どころか事実認定からも逃げ回る韓国軍側が(一旦やった事実認定を撤回したままなので)応じようとしていません。

 未だ北韓の瀬取りを隠蔽、擁護すべく海自に準宣戦布告も辞さなかった文在寅北韓工作政権の「敗戦処理」もできないなら、何度も申しますが「日韓関係の修復はない」ときつくお灸を据えねばならないのです。

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