韓国へ…反日は命取りです

皇紀2675年(平成27年)2月22日

 本日は、島根県条例に基づく「竹島の日」です。
 いまだ韓国による武装占拠が続く竹島は、島根県隠岐郡隠岐の島町官有地竹島というのが国際法上有効な唯一の住所表記であり、もう武力による侵略を正当化させない世界を作りましょう。

 http://www.sankei.com/column/news/150221/clm150221……
 ▲産經新聞:歴史認識が問われる韓国 ソウル・黒田勝弘

 何度か申していますが、独国政府には「韓国が日本と対比するために独国の名を出すのはやめてほしい」という意見が厳然と存在します。先月末日に亡くなったリヒャルト・フォン・ワイツゼッカー元大統領(今月十一日国葬)を特に悼んだ韓国外交部も、独国のいわゆる「戦後処理」をまったく誤って認識しているに過ぎません。

 ワイツゼッカー元大統領は「歴史を歪曲せず、直視する勇気を」と説いて一時賞賛されましたが、結局のところ「ヒトラーとナチス党に罪があり、独国人に罪はない。しかし、独国が『ナチス被害』の個別賠償の責任を負いましょう」と発言したことで、盛り上がりかけた「反日」論壇の「独国賞賛」は消えました。韓国政府は、そのような事実も知らないのです。

 果たして韓国の朴槿恵大統領は、露国政府主催の対独戦勝七十周年記念式典への招待に、どの頭で考えて参加・不参加を決めるでしょうか。

 産經新聞社の黒田勝弘ソウル支局長特別記者が指摘するとおり、政治的弱みにつけ込まれて歴史を繰り返すがごとく露中に弄ばれる韓国は、中共共産党主催の抗日戦勝七十周年記念行事にも本来参加してはいけません。

 中共に擦り寄り続けて参加すれば、南北分断中の朝鮮半島における正当な国家がどこか分からなくなります。韓国統一部の「光復七十年行事の南北共同開催」という案すら、「反日」を絡めれば絡めるほど韓国の命取りになりかねません。

【余談】
 http://www.sankei.com/world/photos/150221/wor150221……
 ▲産經新聞:ドバイのシンボル、超高層ビルで火災 高さ330メートル…甚大な被害に「まるでタイタニック号」

 どう見ても米映画『タワーリング・インフェルノ』のワンシーンでしょう! これを『タイタニック』に喩える人たちとの世代間格差……。

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『韓国へ…反日は命取りです』に2件のコメント

  1. ゆき:

    中東に関心の薄い日本。先日読売に日系人フクヤマ氏の中東の混乱に対する米政策への助言が載っていた。所詮イランシーア派とアラブスンニー派の争いが発端の局地戦。仮に三分割になるにせよ、石油油田がないアラブスンニー派の焦燥。そんなものに国益を侵害されることもない米国がなぜこだわるのかと。また本日紙面にイランがホルムズ海峡に機雷配置を含め、米国艦隊と見立てた船を爆撃する精鋭部隊の革命防衛隊の演習を全国中継したと載っていた。日本はこの機雷の除去に協力すると宣言している。地上部隊を投入する動きがあるISIl戦で、宿敵米国の出方と共に日本などの動きも見られているはずだ。歴史認識で日本を批判するコメントがイランから出たのも、日本が戦争に加担しやしまいかと牽制球を投げているように思われた。戦闘中の機雷除去に加われば、日本は敵に加えられる。
    米国系(イラン)アルメニア人教授のクーデターという本を読んでいる。訳本なし。バレビーは民主選挙で選ばれたモサデクを倒した米国CIAの筋書き通りの傀儡の強権政治をしていたでことが、米国文書で証明されている。それにもかかわらず、アルゴというおかしな娯楽映画を見るだけの頭スカスカの日本人をベ‐スとしたトップにホルムズ海峡のことなどわかるのかと危惧を抱く。中東で手を汚さずに来た日本は調停役に回る方が利口だと思う。
    宗派争いに加担すると抜けられなくなる。日本には中東を机上ではなくて、実地に見られる専門家がいないことは実に危ぶまれる。

  2. ゆき:

    youtubeで東大卒池内さんと米大修士を持つ高橋氏の話を聞いていて、前者は英語もアラビア語も話さないからなのか、抽象的な話一辺倒で面白味がない。論文書きのような人だが、直に関係国を歩いて空気をつかむという人ではないようだ。日本人には本を沢山書く東大卒のブランドが何よりなのかもしれないが、物足りない。米国内でのユダヤ系、イラン系の評価の変遷などもいろんなメディアを使い、高橋氏の方が生き生きと伝えられるのはやはり取材力―語学力、人とのコネクションだろうか。イラン系コメンテターはABCの女性、pbsのアルメニア系男性、たぶんイランかな、が活躍している。