猛毒燃料が飛び散ったか
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120413/plc120……
▲産経新聞:猛毒燃料「ヒドラジン」を搭載 専門家強い毒性を指摘
北朝鮮人民軍は十三日午前七時四十二分、平安北道鉄山郡東倉里の西海発射場から長距離弾道弾「銀河三号」を発射しましたが、約二分後に空中爆発、破片が韓国沖黄海上に落下しました。
海外メディアにほぼ公開していたことや、失敗を認めることで連合国(俗称=国際連合)安全保障理事会の対朝制裁措置が緩むなどを狙ったのか、彼らは国内報道でも「衛星は軌道に乗らなかった」と表現しましたが、事実連合国は拘束力のない非難声明を出すことで決着しようとしています。
そもそも北朝鮮が発射を強行したのは、以前にも指摘しましたが、米中両国が現段階で金一族支配体制の崩壊を「面倒くさい」と感じていることを知っているからで、多少の非難であれば実はそれほど失うものがないからです。
本来であれば未解決の拉致事件を抱えるわが国が率先して「抜け道のない」経済制裁(送金路の完全遮断等)を課し、徹底的に非難すべきですが、占領憲法(日本国憲法)のままでは何もできません。さらに孤立して久しい北朝鮮を前にして「自分たちこそが孤立するのでは」といった妙な恐怖感が、これら独自制裁案をことごとく潰すのです。
それでも私は一人の日本人として北朝鮮に対し、断固として強い非難の意思を示します。北朝鮮に拉致された日本人を、連合国に拉致された憲法を取り戻すため、これからも各地で訴えていく所存です。明日は奈良県吉野郡にある吉水神社に向かいます。
さて、弾道弾の発射から約一分で作動するとされていた「全国瞬時警報システム」が、結局内閣官房などで「人の手」を介在する(占領憲法下では米軍と自衛隊のみの判断では情報を発信できない)ため、政権が「莫迦」であれば機能しないと分かったところで、私たちはもう一つ別の心配事を抱えました。
それは北朝鮮が公開しなかった弾道弾の燃料に関してであり、もし劇物の非対称ジメチルヒドラジンが使用され、海上に散ったならば、汚染の可能性があるということです。近隣諸国への影響を考えた時、わが国は特に韓国に対して調査を要請、協力もすべきでしょう。私たちもそのように政府に訴えるべきです。