早速LGBT法が猛威ふるう

皇紀2683年(令和5年)7月12日

 五日記事で取り上げた神奈川県厚木市議会議員選挙(九日投開票)の結果ですが、新人候補の岩崎一弥氏(厚木新党)を脅迫し、SNS上で誹謗中傷した挙げ句に削除して逃げた日本共産党の池田博英氏(元県央地区委員長)が見事に落選しました。遅ればせながら、市民の賢明な判断に賛辞を送ります。

 一方、法に則って行動し、誹謗中傷にも耐えた岩崎氏は、見事に初当選しました。財政がひっ迫しているわけでもない厚木市のごみ収集有料化を食い止める(ごみの減量が目的で行政サービスを有料化するのは、行政の原則として間違っている)ため、何卒尽力ください。

 しかしながら現職の池田氏が落選し、共産党は同市議会で、わずか一議席に転落しました。テレビ朝日(対日ヘイトスピーチ左翼)系報道番組が実施した最新の世論調査でも、共産党の支持率は、4.8%から2.0%へ急落しています。

 私たち国民のうち共産党を支持している人びとの言論までもをつぎつぎに弾圧し、あらゆる名目でカネを巻き上げ、わが国を呪うような「邪党」に、もう未来はないのです。

トイレ使用制限は「不当」 性的少数者の職場環境、初判断―経産省職員の勝訴確定・最高裁:時事ドットコム

トランスジェンダーで、戸籍上は男性だが女性として生活する経済産業省の50代職員が、庁舎で女性トイレの使用を制限されているのは不当として国に処遇改善などを求めた訴訟の上告審判決が11日、最高裁第3小法廷であった。今崎幸彦裁判長は、国の対応について「裁量権の範囲を逸脱し違法」と述べ、制限を不当と判断した。…

(時事通信社)

 さて、わが国は一応、三権(司法・立法・行政権力)分立を謳っており、少なくとも大統領に全ての権力が集中して形骸化してしまう韓国とは全く違うのですが、それでも相互に影響し合うことを避けられません。

 特に、裁判官の事大主義的態度は、前出のような左翼の言論に呼応し、一切迎合してしまうという「事勿れ主義」をも露呈させます。

 司法権力が「善」や「正義」ということはありません。現に袴田巌さんが強盗殺人罪などに問われたいわゆる「袴田事件」は、これはあくまで私の心証にすぎないのですが、あらゆる資料に目を通した限り無罪だったはずです。

 岸田文雄首相が欧米型権利闘争に屈し、わが国の大らかな風俗を主張せずに強行採決した件の「LGBT法」は、必ず同性愛・全性愛・性同一性障害・性不特定(LGBTQ)の人びとを差別と偏見にまみれさせ、法を逆手にとった性犯罪が横行する可能性を秘めていますが、最高裁判所(今崎幸彦裁判長)も同法成立とその周辺言論に迎合してしまいました。

 経済産業省の男性職員が自らを「女性」と主張し、且つ女性と暮らしている事情は存じませんが、女装した男性が女性用トイレを使用することにお墨付きを与えたこの判決は、いわば性犯罪を後押ししたようなものです。

 この男性職員をめぐって、経産省内で女性職員が困惑していたのを知っています。このような判決が出てしまい、恐怖に顔を引きつらせていた女性たちが悪かったとでも言うのでしょうか。

 省として「女性用トイレは二階以上離れたところのを使って」と指示した(「使うな」とは言っていない)のは、こうした女性職員の声があったからで、適切な対処です。それを「裁量権を逸脱し、違法だ」と言うのが、LGBT法を推進してしまった権利闘争とその言論が招いた顛末です。

 今後は、実際に法が効いてくればくるほど、もっと恐ろしいことになります。もう「俺は女だ」と言い張った者勝ちです。これが「誰一人取り残さない」世の中ですか? 圧倒的多数の女性が取り残されています。

 こうして好奇の目に晒されることになったLGBTQの人びとをも取り残すのです。

 この犯罪に手を貸した最高裁の今崎裁判官は、恥を知りなさい。

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『早速LGBT法が猛威ふるう』に2件のコメント

  1. 波那:

    私もLGBT云々以前に変質者に良いように利用させる扉を大開きにしたと思います。日本では小さな女の子も一人で電車通学してる、日本は何て安全なんだ!と外国人が驚愕してよくユーチューブに動画を出しているのですが、あの子達は親の付き添い無しに公衆トイレを利用するのにと、日本はもう安全ではないと不安です。小さな女の子を一人でトイレに行かせるのは危険です。

  2. utaka:

    判決文を読むと
    反対者がいなかったのに憶測で制限したことがアウト
    トランス女性の権利と女性の権利をぶつからせることは避けた感じがするので
    対策は明確な反対者を用意することと女性の権利を蔑ろにするなかな