党本部が仕込んだ高市潰し
九日投開票の奈良県知事選挙をめぐり、午後二十時に当選確実が出た直後、朝日新聞社や毎日新聞社が高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相の責任を問う記事を配信しました。しかし、真相は昨日記事で申した以上でも以下でもありません。
そもそも自民党本部が荒井正吾知事の高齢・多選を問題視し、今般予定されていた選挙に新人候補を立てると決めたのです。奈良二区の高市氏が「ならば」と探し出したのが、平木省元岐阜県副知事(奈良県出身の元総務省・旧自治省系職員)でした。
にもかかわらず荒井知事の立候補を煽り、平木氏の党公認・党推薦を見送った党本部の裏切り方は、高市氏を貶めようと総務省・旧郵政省系が「密造」した「怪文書」で攻撃した立憲民主党の小西洋之参議院議員の言葉を借りれば、まさに「万死に値する」のです。
もう一度念を押しておきますが、分裂選挙の顛末は、全て自民党執行部に責任があります。
日本維新の会に席を譲ってでも高市氏を「次期首相」から引きずり降ろしたかった「中共にすり寄る売国・守銭奴」の茂木敏光幹事長と森山裕選挙対策委員長は、責任を取って辞任してください。
自民党員は、この要求を党本部にしなければなりません。致命的選挙結果の責任も取らない執行部に、今後も党運営を任せる気ですか? このままでは自民党の凋落が始まりますが、それでもいいのですか?
讀賣新聞社までもが最後の一文に、党内で高市氏の責任を問う声が多いような印象操作に手をかけていますが、党幹部なら全ての事情を知っているはずであり、このような意見にはなりません。
讀賣が都合のよい出鱈目を書いたか、或いは党本部による「高市潰し」工作の露呈であり、この有り様を私たちが許していてはいけないのです。
高市氏に首相の座を渡したくない連中は、例えば「ブロック(国民の声を遮断)大臣」と揶揄されている河野太郎デジタル相が強烈に推した千葉五区の英利アルフィヤ衆議院議員補欠選候補に対し、九日投開票の大阪府知事・大阪市長選と同様、県内党員から「こんな自民党候補には投票したくない」との声が上がっているほど頓珍漢な候補者調整を平然と行なっています。
この現象は、そもそもアルフィヤ氏の主張が立民や日本共産党のほうに近いためで、千葉選挙区の小西氏が事実上自滅しなければ、決してこのような候補者では自民は勝てません。
あれほどの国会の混乱を引き起こした小西氏に「幹事長注意」という最も軽い処分しかできない立民を、果たして自民党が批判できることになるでしょうか。
執行部が自ら襟を正さなければ、党員のみならず私たち多くの国民が自民党から離れることになると覚悟してもらいたい。
皇紀2683年(令和5年)4月12日 4:19 PM
スパイ防止法について、気になる記事を見つけました。 ↓
https://plaza.rakuten.co.jp/hinaryou/diary/202304040000/
皇紀2683年(令和5年)4月12日 8:36 PM
これ程迄に“筋の通らない”自民党幹部がかつて居たのだろうか?
党利党略を飛び越えて、自分たちの私利私欲で国会議員を名乗っている連中が、自民党の幹部? こいつら国民や日本国家のことを1ミクロンも考えてないだろ!