日本の半導体技術が中国へ

皇紀2681年(令和3年)8月13日

半導体市場で火花を散らす「米中韓」、最大の勝者は「日本」だった=中国-サーチナ

2020年の半導体市場は、コロナ禍でリモートワークやリモート学習の増加が後押しし、前年比10.4%増と好調だったという。特にメモリが好調で、売上高全体の26.7%を占めていたほどだ。…(イメージ写真提供:123RF)

(サーチナ)

 何やら勇ましい話ですが、どうにも素直に読めません。中共のOFweek電子工程網がわが国の半導体事業を褒め称えたのには、それなりの裏があるのです。

 ジャパンディスプレイで大失敗した「商才のない出来損ないの集団」こと経済産業省(ジャパンディスプレイの主導は、正確には産業革新投資機構)が台湾のTSMC(臺灣積體電路製造股份有限公司/新竹市新竹科学園区)に半導体技術を移転しようとしています。

 これはあまり話題に上がらないのですが、目下好調なわが国の半導体を扱う代表的企業たちを台湾TSMCに「くっつける」という話は、決して日台友好の類いではありません。

 シャープが台湾の鴻海精密工業(鴻海精密工業股份有限公司/新北市土城区)に呑み込まれようという際にも申しましたが、創業者で外省人の郭台銘氏はまず、北京市を訪問し、共産党幹部と会談しています。これは、シャープ買収の計画について、共産党の指示を仰いだものです。

 TSMCの創業者である張忠謀氏もまた、浙江省寧波市生まれの外省人であり、日台友好派の私でさえ何度も「台湾経済は既に中共の軍門に下った」と申しているように、すなわち台湾企業だからといって信用できません。

 経産省が本年五月三十一日、TSMCがわが国で実施する先端半導体の研究開発を支援するといって約百九十億円の拠出を決めたのも、或いは経産省主導でソニーがTSMCとの合弁構想(熊本県内)を発表してしまったのも、TSMC(台湾)を迂回してわが国の技術が中共に移転してしまうことになるのです。

 最近、石川県でしか栽培されていないはずの高級葡萄「ルビーロマン」が、また山梨県の「ジュエルマスカット」が勝手に韓国で栽培されてしまっていることをFNNが報じました(該当記事参照)が、韓国人農家の盗人猛猛しい言い分など聞いていられないのを堪えて最後まで聞くに、そもそも苗が中共に渡っているようです。何者どもが中共へ持ち込んだのでしょうか。

 ことほど左様にわが国の周辺国は、わが国の技術を盗み取ることでしか何ら製造できない国ぐにです。大変残念なことに私たち日本人は、こうした盗人を見分けることができません。

 まして経産省は、もう一度申しますが商才がない官僚組織にすぎず、折角好調なわが国の半導体事業に対し、いらぬことしかしないのです。

 どうかこの動きに、皆さんも反対の声を上げてください。日台友好派も、これは中共問題として遠慮なく反対してください。ご協力を賜りますよう、お願いします。

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『日本の半導体技術が中国へ』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    以前の私のコメント「今後の数年間で、日本の半導体の先端技術は全て 韓国・中国の企業に献上される。」台湾の企業は その内実は中共の傘下。
     この件については 深田萌絵さんが詳しい。彼女が侵略勢力と戦っているので、侵略勢力は東京地検を使って 彼女の口をふさごうとしている。ユーチューブで彼女の動画を御高覧下さい。