こんな護憲論者初めて見た
本日は、昨日記事で登場した「ごりごりの反安倍・護憲派」の方がたを、少しのぞいてみましょう。これが彼らの主張であり、そのみっともない正体です。
中日新聞や東京新聞などを発行する中日新聞社が始めた安倍政権に対する「ファクト・チェック」ですが、これまでの全ての政権、すなわちかつての村山政権や約三年間に及んだ「悪夢そのもの」の旧民主党政権に対しても常に行われてきたのなら結構なのですが、自分たちの気に入らない政権に対してのみ「重箱の隅をつつく」行為に奔って狂喜乱舞するさまは、まさに報道権力の暴走と断じざるをえません。これを有難がる国民は、権力の犬以外の何物でもないのです。
むろん「政権の犬」は最も質が悪いとも申せましょう。安倍政権の施策にさまざまな間違いがあることは、ここでも随時取り上げてきました。残念ながら完璧な政権などありません。そもそも「完璧」とは、誰にとって完璧なのかを論じ出せばとても千数百字程度に収まるわけがないのです。
そこで、このツイート群に登場した首都大学の木村草太教授(憲法学者)の護憲論に着目してみましょう。彼は何と、自衛隊を「情報開示請求のできる行政機関」と規定し、よって現行憲法(占領憲法)第九条に違反する存在ではないからわざわざ明記する必要はないというのです。
結論から申して、これほど莫迦げたと申しますか、阿呆丸出しの「自衛隊合憲論」を初めて見ました。軍隊が行政の一機関であることは、各国のそれを見ても明らかですが、問題なのは自衛隊の存在目的であって、それが九条の規定する「武力」であり、九条によって否定された「交戦権」の範疇に於いて著しく抵触することです。
よってこれらをそのままに自衛隊の文言を「加憲」するという安倍政権の提案は、非常に程度の低いものでしかないわけですが、これを非難するために持ち出された木村氏の理論は、それを遥かに凌駕する質の悪さを否定できません。こんなものは憲法学ではなく、ただの「そう思い込めばそうなる」学とか、「とにかくこねくり回してみました」学などと呼称するほかない類いのものです。
これは恐らく従前の護憲論者からも、もちろん改憲論者からも一蹴されるでしょう。こんな似非憲法学者しかいないからわが国の立法権力がのうのうとしていられるのです。憲法裁判所も、軍事裁判所もありませんからね!
皇紀2679年(令和元年)6月25日 10:14 AM
マスコミと言えば、一時期盛り上がった、豊洲の「土壌汚染問題」はどうなったのでしょうね?
「チバニアン」反対派の茨城大学名誉教授楡井久氏は、かつて、豊洲市場の「土壌汚染」や「液状化」の問題でも鋭い指摘を行っていたようですね。
また、豊洲市場4階の柱が(目視ではっきり分かるほど)派手に傾いている可能性があると指摘し、発言が報道番組で取り上げられたこともあったようです。
チバニアン、申請危機に対抗策 立ち入り保障条例制定へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000056-asahi-soci
しかし、「チバニアン」の斜面にコンクリートの階段を勝手に設けて環境を変えたり、脅すような看板を掲げて他の研究者の立ち入り調査を妨害したりするのは、研究者として如何なものでしょう?
仮に「自分が先に研究していたのに、手柄を横取りされた」といった思い込みで暴走しているとしたら、少し恥ずかしいと思います。