米韓関係は対立の段階へ

皇紀2679年(平成31年)1月18日

「非公開の約束破り、でたらめ発表」防衛省が韓国に抗議

防衛省は16日、韓国駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機へのレーダー照射問題に関し、シンガポールで14日に行われた日韓防衛当局による実務者協議の内容を韓国側が一方的に公表し、事実と異なる主張を展開したとして抗議の上、撤回を求めた。16日の自民党安全保障調査会と国防部会の合同会議で防衛省幹部が明かした…

(産經新聞社)

 日韓関係を致命的水準まで悪化させて日米韓関係を破壊し、韓半島(朝鮮半島)を「全北朝鮮化」しようとする文在寅政権の所業は、全てこのようなことになります。信じられないレヴェルの悪行が続いている理由は、全てそれなのです。

 わが国の報道はまるで伝えませんが、韓国のミレニアム・ソウル・ヒルトンで十六日、米韓の政策研究家会合が開かれました。主催は米ブルッキングス研究所と韓国国家戦略研究院、朝鮮日報でしたが、米ヘリテージ財団などからも上級研究員らが出席し、米韓関係が対立の段階へと堕ち始めたことを指摘しています。

 二回目の米朝首脳会談を目指して動きが活発化する中、文大統領(北朝鮮工作員)の存在がドナルド・トランプ政権の障害になっており、結局は米国が北朝鮮の核保有を認めざるを得なくなるのです。

 韓国側の研究家からは寝とぼけた発言が続き、あたかも北朝鮮が米韓関係の離間を謀っているというのですが、いいえ、その犯人は「君たちの大統領だよ」と申しておきます。間接的には確かに北朝鮮の仕業ですが……。

 北朝鮮とて一度手にした核兵器を手放したくはありません。そのようなことをした「核保有宣言国」は、史上残念ながら一国もないのです。それを後押ししているのが、非核化交渉を米国に丸投げしてみせた文政権でした。

 もし韓国が今なお朴槿恵(保守系)政権だったならば、この展開は全く違ったものになっていたはずです。しかし、朴大統領を引きずり降ろすところから始まっていた文氏を大統領にするための北朝鮮の工作に、まんまと多くの国民が騙されてしまった時から、韓国の運命は極めて危険な転落の一途を辿り始めました。

 しかしながら日米韓関係の破壊工作に於いて、米国への回りくどい手法とわが国へのあまりにも敵意むき出しの汚い手口の違いは、いかにもわが国が未だ現行憲法(占領憲法)の護憲政治をやっているせいであり、軍事同盟である米韓関係との差は歴然とし、よって私たち日本国民は随分となめられたものです。

 はっきり申し上げてわが国企業は、もう本当に今すぐ韓国から撤退してください。大企業の多くは、既に撤退準備を始めています。最悪の想定に基づけば韓国はこのまま北朝鮮化し、新日鐵住金のように在韓資産を不当に差し押さえられてしまうのです。ぐずぐずしていると人まで拉致され、駐在員たちが帰って来られなくなります。

 このような文政権に異議を唱えないわが国の野党に、平和だの非核だのを口にする資格は一切ないのです。

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『米韓関係は対立の段階へ』に2件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    ニュースで全然やらないし、誰も話題にしないのが異様ですが、日本海は今どうなっているのでしょうね?

    北朝鮮漁船か 漁民ら4人を保護 島根
    https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/190108/evt19010812560023-n1.html

  2. やす:

    遅かれ早かれ米韓関係の離間に関わらず朝鮮そのものと縁を切らなければならないことは当然のこととして、日韓断交に向けたチャンスととらえて対処していくことが正しいと私は断言していいと考えています
    そのためにご指摘通り南朝鮮に残っている日本人全員を即帰国させるべきだし、今後一切近づかないように渡航禁止にするべきです
    今回の問題は既にご指摘にある通り南朝鮮が北朝鮮に対して制裁破りをしていたことであり、そのことは問題にされずレーダー照射のことばかり問題にしていても根本的な解決にはならないですし、それ以前に例え文在寅がワザとやっているにしても、こんな下手糞なやり方をさせている我が国こそ猛省すべきですね
    繰り返しになりますが、いかに我が国の間違った外交が朝鮮そのものを増長させてきたかをハッキリ示させたも同然で、南朝鮮がトンでもないのではなく、そうさせた我が国こそ猛省すべきであると政府の人間だけでなく国民全体が自覚すべきだし、外交のできない政治家を選ばないようにするというように私達が賢くなっていかないといけないことを理解する方が大事であると私は思います
    これが議会制民主主義の道理であり、国民全体が賢くなければこの政治システムは正しく機能しません
    絶対に妥協せず米韓関係の離間になろうと、我が国は筋を通して絶対に屈しない態度を示していかないと、これからの統一北朝鮮と戦う事はできないです
    全ての問題は我が国の間違った外交がまいた種であり、長く放置するほど解決が難しくなるという教訓として日韓断交に向けて外交の見直しをしていかないと新たな問題を生むだけです