移民大国化した日本の犯罪

皇紀2678年(平成30年)8月19日

移民ダメなのに働く外国人は拡大へ 陰に菅長官の危機感:朝日新聞デジタル

 外国人労働者の受け入れ拡大に向け、安倍政権が新たな在留資格の創設へ動き出した。人手不足に悩む業界や中小企業からの要望が、受け入れ拡大に消極的だった政権の背中を押した。働く外国人が急増し、日本社会の風…

(朝日新聞デジタル)

 以前にも申しましたように経済協力開発機構(OECD)加盟三十五カ国の最新統計で、外国人移住者(流入者)増によって私たちの知らない間にわが国が世界第四位の移民大国と化しました。

 「さまざまな民族と交流を深める多様化(ダイバーシティ)の進んだ国家」と申せば国際的には聞こえがよい(?)のでしょうが、欧米各先進国と同じ「労働力の輸入」を進めた非人道的国家にわが国も成り下がったのです。

 つまり、わが国も人を物のように運び入れて働かせる犯罪に手を染めてしまったのです。日韓併合条約を締結して私たちと韓民族が共にいろんな職場で働いたのとは、次元が全く違います。これはむしろ、かつての奴隷貿易に極めて近いのです。

 そのような政策を進めようと唱えてきたのが現在の「ナントカ民主党」の連中であり、皮肉にも実行に移したのは自由民主党でした。

 朝日新聞社記事には、安倍晋三首相に「人材大量輸入」という人権無視の緊急提言を促したのが菅義偉官房長官だけのような書き方になっていますが、そんなはずはありません。財界のいいなりに官邸を操ってきた今井尚哉首相秘書官も、その罪を罪とも思わず平然と犯そうと旗を振ってきた一人です。そして、これには一切沈黙して批判しない野党の議員たちも、当然全員共同正犯です。

 現段階では、実はまだ日本人だけで人手が足りないはずはないといわれています。以前にも申したようにサーヴィス業などで求人が多いのは、それだけ離職者が多いからで、このからくりがもたらす有効求人倍率の数字がいわゆる「アベノミクス効果」のように見えているのはとんだ間違いです。

 現行憲法(占領憲法)の毒が大いに回り始めた昨今、誰も彼もがあちこちで権利闘争を始めるものですから、特に占領憲法を有難がった世代のいわば「わがまま」が酷く、サーヴィス業で働く若者たちを毎日のように精神的にも肉体的にも追い詰めてきました。

 或る飲食店が「お客様は神様ではありません」「店員は奴隷ではありません」と掲げ、注文時の言動によって商品の値段を(例えば「おい、ビール持ってこい」といえば一杯六百円、「すみませーん、ビールをください」といえば一杯三百円といった具合に)変えることにしたそうですが、賛否はありましょうがこれに私は大いに賛成します。

 私の知る人も、中共人観光客相手に疲弊させられる毎日だそうで、とても働く仲間たちが続かない、もたないそうです。このような状態で、何が多様性でしょうか。

 まず私たち日本人に対する教育行政が不誠実で、賭博経済と申すべき資本主義の転落があり、結果として雇用状況も全く不公正です。日本人から働く意欲まで奪ったのが占領憲法と申せましょう。本当に深刻な問題なのは、こちらなのです。

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『移民大国化した日本の犯罪』に6件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    アメリカにおける「不法移民」大量受け入れの背景には、当然「安くて、しかも簡単にクビが切れる低賃金労働者」をできるだけ多く確保したいという、経済界による「大人の事情」もありますよね?
    アメリカ国民はその事を熟知していて、ですから、「不法移民がこの国の土台を支えている事を忘れるな!」という意見が非常に多いのだと思います。

    それはそうと、この方、本当に「痛い人」ですね。
    やってしまった感があります。

    投資家に注意喚起も具体策出さない大塚家具 久美子社長は退任か
    http://news.livedoor.com/article/detail/15172589/

  2. やす:

    おっしゃる通り人手不足なんてのは真っ赤な嘘であり待遇の問題なだけなんです
    全部の企業とは言いませんが、外国人労働者に頼ろうとする経営者がまともな職場環境を作れるはずはありませんし、そんな所で働かされる外国人がいつまでも大人しく言うことを聞いて働くとは到底思えません
    このままでは間違いなく犯罪が増加するだけですし、政府はそうした未来を考えているとは思えませんね
    何度でも言いますが、問題の大本は明治政府が進めた日本西洋化と西洋コンプレックスが今でも影響していると私は考えていますし、そういう意味で明治維新はまだ終わっていません
    西洋の猿真似をしてきた結果、悪いことまで真似しようとしているのが現在の移民の形を取った植民地政策です
    政治がここまで腐ってしまったのは議会制民主主義が如何に国民を騙すかに終始し、結果責任を国民に背負わせる仕組みだからですよ
    日々一生懸命働いている多くの国民の生命と財産を守るのが政治家の役目であり、天皇陛下への反逆行為を繰り返し、騙す側が得をするといった議会制民主主義をやめない限り本来のシラス国日本を取り戻すことはできないと私は思います

  3. きよしこ:

    国連差別撤廃委員において日本の大使が慰安婦問題の誤解を解くために奔走していますが、なかなか浸透しないのは、もしかすると我が国が現在進行形で「奴隷貿易」という「重大犯罪」を行っているからではないかと考えます。
    >日本人だけで人手が足りないはずがない
    というのは全くそのとおりで、結局「真面目に働いても給料は上がらないし、楽しく好きなことをやったほうがいいに決まっている」という事実が若者を(極めて偏見に満ちた意見ですが)ユーチューバーのような「好きなことで有名になれてしかも稼げる」職業(と呼ぶべきかどうか)に導いてしまうのはある意味当然と言えるでしょう。各種サービス業も、それ自体は本来とても尊い職業であるはずですが、結局「若い奴は皆奴隷」という発想が「サービス業は負け組がやるもの」という誤った認識を招いています。このままではいずれ「農家は負け組」「漁師は莫迦がやるもの」という考え方まで生みかねません。

    過去に「平成は自然災害の御代だった」と申し上げましたが、我々はその手で「人災」も加えようとしています。特に団塊ジュニア以降に生まれ占領憲法の害悪を理解している人間にとっては「災厄」「最悪」の30年だったとも言えます。先帝陛下は終戦後「元の日本に戻るまで200年はかかるだろう」と述べられたそうですが、そこまで待っていたら我が国は滅んでしまいます。スケジュールありきの改憲を批判するどこかの莫迦は無視して一刻も早く憲法論議を進めなければなりません。

  4. 読者:

    この問題の背景として、少子高齢化、それに伴う年齢別人口構成の
    偏在化があるのでは。

  5. POLLUTANT:

    >朝日新聞社記事には、安倍晋三首相に「人材大量輸入」という人権無視の緊急提言を促した
     ↑本当に朝日新聞にそんな事が書いてあったんですか?“続きは有料で”とかあったので途中までしか読んでないので・・・。確か去年の今頃に朝日新聞の記事では「労働者不足なのに外国人労働者の受け入れが遅れている」とハッキリ書いてはいませんでしたが、私にはそうとしか読めない記事が紙面に載っていましたが・・・。朝日新聞は左翼的で人権意識が強いと思っていたのに、モリカケなんかにかまけて、現実に行われている奴隷貿易とレッテル貼りをしても良さげな外国人労働者問題を取り上げないのにはガッカリした記憶があるのですが・・・。杉田水脈を「生産性」とやらでバッシングするなら、外国人労働者を生産性のみで受け入れるような政策はリベラルの方にはバンバンバッシングして欲しいところですが。人権よか地球市民意識の方が強いんですかね?

  6. あき:

    非人道的国家・と言われますが、そのツケを支払わさせられるのは結局、一般の日本人なんでは?
    全部が全部とは言いませんが、外国人が一時的にでも無職になり、日本は外人にだけはさっさと生活保護だの手当だの何だかんだと、やります・一度生活保護で甘い汁を吸ったらまともには働かないんじゃないでしょうか?実際、今も居るでしょう。  
    お盆で、実家に帰省しましたが、気味が悪いくらい多種の外人が激増して本当に心配しかありません。 こんな事を売国政治家が守銭奴共がどんどん進めて、この先どうなってしまうのか?
     結構軽く考えている日本人がまだ多くて、呆れます、少しは自分で情報取集し真剣に考えて欲しいですが、まあ、確かにどの職種も多くで疲弊させられているのは間違いないですから、考えたくないというのも有るかな?しかし、そうしているうちに取り返しのつかない事態になりつつあるんですよね、日本は正念場だと思います。