米国のいうことは聞くな

皇紀2678年(平成30年)6月28日

 東京MXの人気番組『五時に夢中』で以前、岩井志麻子さんと中瀬ゆかりさんご出演の曜日でしたか、確かことわざの「長い物には巻かれよ」を別の表現に置き換えるとして(笑えて)しっくりくるものに「米国のいうことは聞いとけ」が選ばれ、一緒に見ていた某省庁職員と(皮肉を込めて)大笑いした覚えがあります。

米、イラン原油輸入ゼロを要求 日本含む同盟国に 協力しなければ制裁

【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権は26日、5月のイラン核合意離脱を受けて同国への「史上最強の制裁」(ポンペオ国務長官)を実施するため、各国にイラン産原油の…

(産経ニュース)

 米国のドナルド・トランプ大統領は、一体何が気に喰わなくてこれほどイラン(義国)に嫌がらせをするのでしょうか。いえ、ジョージ・W・ブッシュ元大統領も義国を「悪の枢軸」の一国に数えました。

 これは、時の政権のイスラエル、或いはユダヤ・マネーへの依存度を表します。正確には、例えば米国内のユダヤ人とイスラエルのユダヤ人とでは、ほとんど別人種と申してよいほどその関係が薄弱なのですが、トランプ大統領はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とも仲がよいので、彼らに求められるがままに義国を敵視、排除することになるのです。

 核開発や北朝鮮との関係などは、あとから「作られた話」であり、彼らの義国を叩く原動力は結局、石油利権もありましょうがズバリ申しますとカネしかありません。

 実際に義国の核開発は、わが国と同じ原子力発電関連でしかなく、核兵器開発の痕跡など見つかっていません。よって北朝鮮との核兵器開発をめぐる繋がりというのも、義国を叩くためだけにかなり創作されており、北はむしろ露国とパキスタンを頼って核兵器を開発してしまいました。

 それはともかくとしても中共は早速、義国からの原油輸入を継続すると発表しています。当然です。いきなり「核合意」から離脱したトランプ大統領のさらなる根拠薄弱な要求に、ほかの主権国家が従属しなければならない理由などありません。

 中共が台湾の表記をめぐって世界各国の航空会社を脅迫している事実を、先日ここで扱いましたが、今回トランプ大統領のしたことは、それとほとんど変わらないのです。

 さて脅されたわが国はどうするでしょうか。お気づきでしょう。現行憲法(占領憲法)を「憲法」とし続ける「国家主権を米軍に取り上げられたままの日本」は、さまざまなテクニックを駆使して「一家言申すふり」「断ってみるふり」をしながら従わされるに違いありません。

 くどいようですがアザデガン油田の開発権も、米政府の脅迫に屈するしかない、または米政府の意向を忖度するしかない占領憲法政治によって失いました。中共にそれを横取りされ、挙げ句に中共は開発できなくて撤退した(義国に追い出された)のですが、そこでわが国は再度開発権を得ようと乗り込む予定だったところにこの始末です。

 義国からの原油輸入量(全体の5.5%程度)など、この問題の本質とはほぼ関係ありません。日義関係のこれまでとこれからという、私たち民族にとって最も重要な決定を私たちでできない現状に、問題の本質があるのです。

 護憲派は、この「憲法」と呼称するものが日本の平和を保ってきたといいますが、占領憲法の正体は、確かに敵対国を指せませんが友好国との関係も維持させてもらえない「悪魔との契約書(条約)」です。これのどこが「平和憲法」でしょうか。現状でも自立した日義関係の思考を確立できると考える日本人は、ユダヤ・マネーが多くの国を壊してきた恐ろしさを知らないのです。

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『米国のいうことは聞くな』に3件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    五輪が近いので、当然、万全の備えで臨んでいる事とは思います。
    せっかくですので、千葉市も横浜市も、そして大阪府も『世界一災害に強い都市』を売りにして、内外に宣伝したらよいと思いますね!

    震度6弱以上 引き続き首都直下や南海トラフ
    https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00e/040/206000c

    「防波堤など無駄」という朝日新聞記者もおりますが、「防波堤」で防げる規模の津波が殆どなのですから、無駄ではありません。

    それ以上に心配なのは、関東の人々が、震度6程度の揺れや4~5メートルの津波には、「慣れっこ」になって、大して動じなくなっている事です。

    以前、東京は世界で一番高齢化した首都であり、右を向いても左を向いても白髪のご老人とメタボの中高年だらけだと申しました。

    東京の超高齢化、膨大なご老人、桁外れでありますが、ご老人の中には「とかいなか移住」といって、近県の地方都市や田舎に移住する方が増えているようです。
    ですから、地方では、東京からの移住組(高齢者)で溢れかえり、「高齢化」に増々拍車がかかっている自治体もあるようです。

    ‶長州のおっさん”や‶ダイバシティ―都知事”は、「東京の老人は、『外国人介護士』に看させればいいじゃん。今こそ国際化だよ!」と考えているようですが、東京のご老人は、安倍晋三氏の故郷山口や、三橋貴明氏の自宅で面倒を見るのが一番良かろうと思います。

    第二国土軸という成長戦略
    https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12386794447.html

    関東においても、西日本においても、太平洋沿岸の各自自体では、人口の流出や少子高齢化が進んでいるようです。(その一方で、外国人の労働者が増えていたり・・・)
    「東日本大震災」のトラウマがあるのでしょうが、むしろこれを「奇貨」として、「世界一災害に強い」街づくりを進めて、逆転の発想で「売り」にするぐらいの勢いが欲しい所です。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    記事と関係の無い、(いや、「グローバル化」の問題が絡んでいますので、関係がないとは言えない)、話を延々として申し訳ありませんでした。

    アメリカの顔色に振り回される国土強靭化詐欺(?)の安倍総理にも、地域の抱える「深刻な現実」を無視する国家主義者にも腹が立ちましたので書き込ませていただきました。

  3. あき:

    皆さん、他人事気楽いいですね~、下品な女共は私は、大嫌いなので観てませんが・他も酷いんでしょうがないんでしょう。
     アメリカのせいにしていますが、結局戦後の極左と在日朝鮮人、それと一緒になってきた日本人が、食い潰し自民党に至ってはやるやる詐欺を、云十年・アメリカからの指示だから~とかよく言う人がいるけど本当の所どうなんでしょうか?何にも言う気も無さそうですし、やろうとする人後ろから撃ってません??獅子身中の虫が居る限り変わらない・また、その虫が好きそうですもんね~~。
    健康保険食い潰し、土地の買い占め対策取らないのも象徴的。 国民健康保険財政安定化基金!何て30年から運用ですって!言い訳は介護費が~とか書いてあったけど、どう考えても外人食い潰し穴埋めまた継続計画でしょ!今度来る大量の移民もどうせすぐに加入させるんでしょ?!どうするの??知れば知るほど売国奴自民党、創価共全部許せない。
     自民総裁選・全部嫌だな、居なくてもいいんじゃないの別に、対して変わらないでしょ。
    福田は支那から帰らなくていいよ、自民党を潰さない限り、日本は支那韓寄生虫に寄生されたまま干からびるかもね!!