韓国が拉致して北へ渡すか

皇紀2678年(平成30年)5月21日

 連日の訃報続きで意気消沈しますが……、宝塚歌劇団月組出身の女優で日本舞踊深水流家元の日本舞踊家だった朝丘雪路さんが先月二十七日に亡くなられていたことが分かりました。衷心よりお悔やみを申し上げます。

 つい先日、俳優で夫の津川雅彦さんのお顔を拝見して、とても嫌な予感がしました。朝丘さんの介護疲れもおありだったかしれません。そんな津川さんよりも朝丘さんが(年齢順と申せばそれまでですが)先に逝かれました。ますます津川さんが心配です。

■第7回 救国の提言講演会<関西>
 日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 神戸市勤労会館3階
(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
 日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 文京区シビックセンター3階
(地図は案内図を参照)

~第7・8回 共通の項目~
 内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
    政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

 ところで、第七十一回仏カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の『万引き家族』(ギャガ配給・六月八日公開予定)が最高映画賞パルムドールを受賞しました。邦画では、今村昌平監督の『うなぎ』以来二十一年ぶりの快挙です。

 が、私はどうしても是枝監督が好きになれません。そのくせ『誰も知らない』や『そして父になる』など、彼のほとんどの監督作品を観ています。是枝監督は、テレビマンユニオン出身ですから着眼点が鋭く、確かに興味深い題材を扱うのはうまいのですが、彼の作り出す世界観がわが国の一般通念と申しますか、最大公約数的認識と申しますか、そうした現状、或いは現実とあまりに乖離しているのです。

 極めて特異な現象として起きたこと、または起きうることを題材にしているがゆえに人びとの関心を引くことこそあれ、それが「日本の姿だ」というように自ら理解すること、まして海外で理解されることへの著しい違和感を拭えません。それは、例えば伊丹十三監督の映画『マルサの女2』に於ける政財界と暴力団が出鱈目なカルト教団を隠れ蓑にして巨額脱税に及ぶ、といった題材を扱うこととの決定的な違いに気づいていただければ分かりやすいかと思います。

 是枝作品鑑賞後にいつもつきまとう強烈な不快感は、ホラー映画を観た後にも一切感じたことがない類いの感情で、よって自分が認識する世界から外れている(自分の世界観を小さくまとめている)せいではなく頓珍漢なほうへわざと外している作者に対する嫌悪感ではないか、と。対日ヘイトスピーチ(反日)とまで断定はしませんが何か恣意的な、それにも似た悪意を感じるのです。

 だから率直に最高映画賞(グランプリ以上)の受賞を祝福申し上げることができません。公開前の作品に対し、大変失礼しました。

北朝鮮、食堂従業員の送還要求=集団亡命は「拉致」

【5月20日 時事通信社】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮赤十字会中央委員会報道官は19日、2016年4月に中国の北朝鮮運営レストランの女性従業員が集団で韓国に亡命した事件について、韓国の情報機関、国家情報院(国情院)が仕組んだ「拉致」だったことが韓国テレビ局の報道で暴露されたと主張した。

(AFP通信)

 最後にこのまま政治問題を扱わないわけにもいかないので、この件に一言。この記事にある「韓国テレビ局の報道で暴露」とは、テレビ朝日が出資・提携したJTBCの報道であり、朴槿恵前大統領を引きずり降ろして北朝鮮工作員を次期大統領に据える韓国破壊工作に大きな役割を果たしたあのJTBCだということを忘れてはいけません。

 北朝鮮のこの要求を呑めば、確実に女性従業員たちは北朝鮮で処刑されます。そうと分かった上で彼女たちを送還するかもしれないのが文在寅政権なのです。まして北は目下、韓国に対して「強気」を演出できる時であり、文工作員から都合のよい回答を引き出す絶好の機会でしょう。

 多くの日本国民を拉致しておきながら帰国させない北朝鮮が女性たちの亡命を「拉致」と主張するなど笑止千万です。文政権がこの送還を許せば、わが国にいるいわゆる「脱北者」たちもそれこそ韓国に拉致されて北へ連れていかれるかもしれません。大変な問題に発展しますから注視が必要です。

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『韓国が拉致して北へ渡すか』に4件のコメント

  1. きよしこ:

    朝岡さんといえば傘も自分で持ったことが無いと言われるくらいのお嬢様だったわけですが、津川さんの事業が失敗した時に潔く自宅を売却しましたし、テレビなどで他人の悪口を言っているところを見たことがありません。非常にチャーミングでありながら大和撫子特有の気品と芯の強さに溢れていたように思います。津川さんもお姿を拝見するたびに弱っているようですが、先に逝去されたことに対する感謝を口にされたことに日本男児としてのプライドのようなものを感じました。まだまだ演技も、もちろん映画監督としての津川さんも見ていたいです。いつも思うことですが、身内を亡くされた方に対し「公開処刑」のような会見はやめてやってほしいと感じます。

  2. 心配性:

    数年前、朝丘雪路さんが非常にお元気そうにしている姿を、テレビで拝見しました。
    この後長い闘病生活に入られるのですが、血色もよく、若い方々との会話もしっかりされ、独特の「天然ぶり」といい、‶いつも通り”のお元気な朝丘さんでした。

    あれからしばらくして、まさかアルツハイマー型認知症が原因でお亡くなりになるとは思ってもいませんでした。
    ご冥福をお祈りすると同時に、夫である津川雅彦さんのご苦労をねぎらいたいと思います。
    お疲れさまでした。

    前回も申しましたが、国民全員にのしかかって来る問題でしょうから、「超高齢化」に直面する首都東京の問題も真剣に考えて行かねばならないと思います。
    東京は、なんといっても、人口が膨大なので、ご老人の数も膨大です。

    100年前の東京は、若者と子どもだらけで、内臓脂肪をため込んだメタボの中高年の姿も見当たりません。

    約100年前の東京の鮮明な動画が公開!音声付きで当時の雰囲気がよくわかる!!
    https://9post.tv/39864

    しかし、今は違います。
    ご老人が街中に溢れ、メタボの中高年が、額の汗をぬぐいながら、フーフー息を切らして歩いています。

    少子高齢化の解決には、お金や時間が多少かかりますが、「根本的」に解決したいのであれば、現在のやり方を様々な点から見直していかなければならないと思います。
    例えば、労働者や介護士を外国から大量に引っ張って来るといった、「付け焼刃」的解決方法ばかりでよいのかどうか。

  3. あき:

    是枝?とか言う監督の作品は殆ど見てませんし、たまたま、誰も知らない?だったかな?観た時も嫌悪感しか有りませんでしたよ。  何処の国にも、何処にでもある一部の問題をさも全体だ~とか言う感じで誘導したり・皆さんが知らない事実なんですよ~~みたいな?不快。  この人だけじゃなくて何か、表現者の質も下がっているのか?反日特亜左翼共に、取り要らないと使って貰いにくいの?なんて思います。  しかし、他の方もこの監督の作品嫌いな人も居て、やっぱり、と言う感じですね。 
    朝鮮半島とは断交して欲しい。 韓国には日本に返還する金が有る(日韓サッカーの時の奴とか、もう10億もさっさと返してほしい)、北朝鮮と韓国がくっつこうがどうしようが日本は関係無い・一銭も出す必要無い、本当に売国奴だらけ、在日朝鮮支那人など潜り込んでるから本当に始末が悪い、こんなくだらない事で税金使われてまた増税とか!絶対に許せない。
    自称知識人??だの在日朝鮮が五月蠅いんで。
    しかし、安倍晋三達がやった移民倍増移民推進・本当に許せない。

  4. miku:

    >鑑賞後にいつもつきまとう強烈な不快感

    この監督の作品をみたことはありません。が、おそらく高確率で日本人ではない可能性があると思います。というのも、姜尚中や柳美里の著作物を読んだ時に感じるものと同じだからです。
    とにかく彼ら・彼女らの描く世界は「ネガティブ」で、自ら不幸になるために行動しているかのような、日本人には到底理解しがたい独特の思考パターンがある。フランス映画のようなシニカルなテイストとは全く違い、まさに「理解不能」であり、遠藤さんが感じられたように、何日も不快感が付きまとうような暗澹たる気持ちにさせられるのです。
    そういう作品が「日本人監督」として賞をとるとは、、喜ぶどころか迷惑千万でしょう