平成三十年の幕開け

皇紀2678年(平成30年)1月1日

謹賀新年

旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒宜しくお願いします。

 とはいえ、これは国際社会に迎合したグレゴリオ暦(基督教暦)の一月一日であり、わが国にとって本当の元旦は、本年は二月十六日にやってきます。

 ですから、年末の大掃除が終わらなかった方、お正月の準備がままならなかった方、どうやらお餅などが残り(余り)そうな方、二月十五日が本当の大晦日ですし、十六日にもう一度お雑煮でも作って、なるほど季節に合致した新春を実感されてください。慌てる必要はありません(笑)

 と、毎年飽きもせずこれを申し続けているわけですが、なぜなら日本人が祭祀を忘れ、よって皇室からまでも祭祀を遠ざけてきた原因が、奪われた暦をすっかり忘れた毎日にこそあるからです。

 私も長らく忘れていましたから、日本をこんなにしてしまった原因の一人であり、反省しています。

 安倍晋三首相は、第二次内閣発足当時「日本を取り戻す」と語りましたが、それは私たちの心がけ一つでできることです。平成も三十年を数えますから、もうそろそろ皆で取り戻しましょう。

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『平成三十年の幕開け』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    あけましておめでとうございます。また今年も「自分語り」から始めさせていただきます(笑)が、齢を重ねるごとに「大晦日」「元旦」の実感が薄れてきている気がします。子供の頃は始まる前から自分が緊張していたNHK紅白歌合戦も、出前のピザを食べ、缶チューハイを飲みながら「コイツら口パクばっかじゃねぇか」「郷ひろみ62でこれはスゴいな」「安室ちゃん可愛いすぎ泣いた」とか考えたり時々チャンネルを「ガキ使」に変えてジミー大西さんのところで爆笑したり、年越しの瞬間はゲームをしていました。このズボラっぷりは少しでも本来の暦に合わせた生活を取り戻そうと日本人としての本能がそうさせているのでしょうか。たぶん違うとは思いますが(笑)。とはいえせっかく実家の近くに宇佐神宮があるのですから、本来の正月の週に「初詣」に行こうかと思います(一月一日は参拝客が多すぎて渋滞が酷すぎる)。昨年は「私たち一人ひとりの自覚が足りない」ことを痛感させられる一念でしたが、今年こそ(ちょうど平成三十年になることもあって)誰もが「我が国を取り戻す。自分たちの手で」と胸を張って言えるような一年になればいいなと思います。