国家の中枢に潜む危険
http://www.sankei.com/affairs/news/150422/afr150422……
▲産經新聞:【官邸屋上に「ドローン」】放射性セシウム検出 小型カメラ、液体入り容器も…威力業務妨害容疑視野に捜査
著しい体調不良で恐らく判断力が落ちていると思うので、今回は入ってきた情報をとりあえず並べます。これが首相官邸の現段階でのおおよその見解です。
・小型無人飛行機「ドローン」一機が首相官邸の屋上に堕ちているのを職員が発見したのは、二十二日午前十時すぎのこと。先月の見回り時にはなかったが、いつ侵入したかは分からない。
・この日は既に安倍晋三首相がバンドン会議(亜阿会議)出席でインドネシアの首都ジャカルタを訪問していたため、直ちに首相を狙ったテロリズム(破壊活動)とは言えないが、いつ侵入したかが分からない限り何とも言えない。
・放射線を示すマークのついた容器がなければ、放射線測定はしていなかった。危険性はない。このような警告がされていたということは、今回の行為自体にテロの目的があるのではなく、放射性物質を用いたテロの予告ではないか。
・問題は二本の発煙筒であり、これと放射性物質が入っていると想起させた容器の組み合わせは、小型の核爆弾によるテロの用意(或いはそう思わせること)を表してはいまいか。
・最も可能性が高いのは、安倍政権の原発政策に対する抗議の意思を表したものだろう。犯人は「反原発」活動派の個人ではないか。
・グーグルマップの悪質な書き換え事件があったが、警視庁や皇居内に「サティアン」の文字が並んだことから、この事件との関連性はないにしても、今後は官邸のみならず霞が関、そして最も重要な皇居にセンサーを張り巡らせて警戒しなければならない。
・ドローン使用の免許制を検討する。
最後に、民主党の枝野幸男幹事長(元内閣官房長官)が同日、記者団に「自衛隊の海外派遣などにうつつをぬかしている前に対策をしっかりとやるべきだ」と語ったそうですが、対策していなかったのは枝野氏が長官時代の官邸も同じであり、このころは官邸内に破壊活動家がほぼ自由に出入りしていたという飯島勲内閣官房参与の指摘もありますから、このような方に何を言う資格があるのでしょうか。
そもそも平成二十四年十月二日記事で申したように、この辺りは危険だらけなのです。