沖縄、翁長知事のタブー

皇紀2675年(平成27年)4月20日

 http://www.sankei.com/premium/news/150419/prm150419……
 ▲産經新聞:【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】〈510〉「沖縄のタブー 翁長知事を暴走させる中国・過激派・美人弁護士」…冴える『文春』の総力特集

 四月十六日記事は、実は十四日に書いたものですが、著しく体調を崩して会話がままならなくなっても他の通信手段があるので、まもなく安倍晋三首相が沖縄県の翁長雄志知事との会談を決断するだろうという情報は入っていました。よって「その直前に扱っておこう」とは考えましたが、まさに十六日午前に発表とは思っていませんでした。

 前出の記事で「翁長知事のこの軽率な態度」と申したのは、中共福建省との関係強化に言及したことなどで、そもそも翁長知事が同省福州市の名誉市民であることを特筆すべきでしょう。

 これは翁長知事が那覇市長時代に「姉妹都市からもらった」という体裁になっていますが、福州港は明や清だったころ旧琉球王国との交易指定港であり、現港湾には共産党人民解放軍海軍の重要基地が置かれていることから、中共側は籠絡可能な人物と見た者にこそ「名誉」をつかませたに違いないのです。

 よって「翁長知事在任中に琉球独立の流れを作ることが必要だ。共産党幹部の中には、翁長知事を『沖縄の馬英九』と呼ぶ者もいる」との国務院傘下「中国社会科学院」最高顧問発言につながり、人民解放軍総政治部傘下の工作機関がぞろぞろと翁長知事を訪ねてやって来ました。

 仮にも私のような辺野古移設に疑問を持つ者でも、ゆえに翁長知事を決して信用してはいけないのです。

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