「歪曲」と書く韓国の捏造
http://www.sankei.com/world/news/150325/wor150325……
▲産經新聞:日本の対外援助PRは「歪曲」と韓国メディア
三月十九日記事でも取り上げましたが、韓国報道各社はここ数日、いつにも増して対日攻撃を激化させています。捏造記事を配信してまで必死なのは、安倍晋三首相が来月下旬の訪米時に連邦議会で演説することが決まったからです。
わが国の対外援助は「歪曲」でも何でもありません。私たち国民にとっては、政官民が絡んだいわゆる「キックバック目当て」の援助のやり方に大きな疑問があるものの、亜州各国のインフラストラクチャー(社会基盤)整備にわが国が大きく貢献してきたことは、さまざまな施設や建造物が私たちの目の前で物語っています。
しかし、これほど事実明解な問題でさえ韓国がわが国にかみつくのは、安倍首相の議会演説を阻止するために在米韓国人団体が署名を募り議会に提出、これまで籠絡してきた議員らを中心に直接はたらきかけているという背景があるのです。
カリフォルニア州グレンデール市に於ける通称「慰安婦像」騒動にしても、彼らは票の力を脅迫材料にし、上下両院議員に自分たちの主張だけを代弁するよう圧力をかけてきました。このような手口は資金もばらまく在米中共系団体の得意としてきたことで、わが国でも選挙のたびに目立って公務員組合(自治労や日教組ら)がやっています。
今や日米交渉で安倍内閣を悩ませるのは政府ではなく連邦議会の存在であり、先日申した在日米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、安倍首相がまだなお「予定通り進める」としか言えないのは、議会の反感を買えば訪米が失敗に終わるからです。
今一度申したいのは、欧米各国に対するわが国の「主張外交」が表も裏もまるで機能していないのであり、特に裏の工作で中韓にやられるがままだからこそ、首相談話もうまくまとめられません。
「日本は悪いことをした国だからモノを言うな」という私たちの思考が私たち自身の手足を奪っているのです。