日本は韓国を見下してる?

皇紀2675年(平成27年)2月26日

 http://www.sankei.com/world/news/150225/wor1502250046-n1.html……
 ▲産經新聞:「日本は韓国を一段下に見ている」 重鎮、金鍾泌元首相の苦言に韓国メディア注目

 朴正煕政権初期に於ける日韓国交正常化交渉の大筋を、大平正芳外相(当時)との間でまとめた金鍾泌元首相は二十四日までに、亡くなったご夫人の弔問に訪れた客人たちに「(日本は)韓国をどこか一段下に見ているようだ」「朴槿恵大統領もそんな空気をなぜ読めないのか」「必要以上に日本を刺激し批判することは控えなければならない」「(元慰安婦を)引きずり出し難題を作ってしまった。誰の発想か分からないが胸が痛む」と語っていたことが分かりました。

 この弔問には、小沢一郎衆議院議員も訪韓して駆けつけています。

 国交正常化に挑んだ政治家は、大抵その二国間が現状関係を悪化させた場合、必ず苦言を呈するものです。それを前提としても、私はおおよそ金元首相の発言を否定しません。残念ながら氏のおっしゃる通りでしょう。

 私たちの多くは、決して台湾人を見下したようなことは言いません。しかし、台湾がかつての「抗日」を思い出して突き進んでいれば、今頃は大変なことになっていたでしょう。

 いわゆる「ヘイトスピーチ」という未だ定義不明ながら中韓を非難する言葉は、そもそも中韓から私たちに向けて「ヘイトスピーチ」が発せられまくったからこそ起き始めた或る種の現象であり、それさえなければわが国が韓国や中共を見下すようなことはなかったはずです。

 今や中共に取り込まれそうな韓国を嘲笑し台湾を心配しています。この「嘲笑」と「心配」の差がどこから来るのか、日韓両国民が立ち止まって考え直すときではないでしょうか。

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