牛丼値上げの本当の理由
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0JN08……
▲ロイター:吉野家が牛丼並盛を380円に値上げ、米産牛肉の価格高騰などで
わが国の牛丼チェーン各社の主力商品の値上げは、いわゆる「アベノミクス」による「円安が原因である」と報道されていますが、本当の理由は、米南西部や西海岸などで五百年に一度と言われるほどの大干ばつが起きているせいです。
特に、米テキサス州の半分に当たる地域では平成二十三年以来、約三年半もほとんど雨が降っていません。そのため、牧草がすっかり枯れてしまい、畜産業を直撃、市民生活にも水不足という大きな影響を与えています。
ここ数年、豪州や露国でも干ばつが起きており、円高であっても牛肉や小麦の価格上昇を招きました。
これらのことから、わが国の二つの問題がはっきりします。まず一つは、第二次安倍内閣の経済政策に対する的確な批判がされていないことです。その意味で、日本共産党が「消費増税の中止」にしか言及しないのは、いささか残念でした。
そしてもう一つは、自国生産の体制がまったく整っておらず、農産業を「弱者」と規定し、資源や食糧自給の重要性を無視して「海外からカネで買えばよい」という考えを蔓延させてきたことでしょう。
安倍内閣が日本銀行と連携して円高是正に手をかけたことは正しく、むしろデフレーション(給与・物価下落)対策が的確でないという批判も、資源・食糧自給力を上げるための政策提言も、ここで何度も申してきましたから繰り返しません。
ですが、衆議院議員総選挙の期間中に、政権与党を暗に非難せしめるような虚報はいけないことです。
わが国でも不作・凶作の年はあります。それは避けられません。しかし、最初から輸入に依存していると、わが国の問題ではないことで国民が飢えかねないのです。あくまで食糧輸入は、わが国で採れないものや(かつての米不足のように)不作の年に増量するといったことが基本でなければなりません。
皇紀2674年(平成26年)12月12日 5:33 PM
これツイッターでも拡散されてるが、米西部で干ばつなんか起きてないというアンチツイートが出回ってる
気をつけられよ
遠藤氏の指摘したことはロイター・ブルームバーグ・日経・共同にも出てるよ
ほかの州の豊作話で遠藤氏の信用を疑わせようとする工作