朝日新聞、訂正を訂正!?
二十七日正午前に噴火した御嶽山(長野・岐阜県境)で、ついに死者を確認しました。亡くなられた方とそのご家族に、衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
平成二十二年六月、民主党政権下の気象庁で開かれた国土交通省対象の事業仕分けで、活火山に高精度の観測機器を設置する整備事業の予算が削られました(これが事実でないなら、そう報じた朝日新聞社がまた誤報か?)。しかし、平成二十年の段階(自公政権下)ですでに文部科学省が御嶽山を観測強化対象からはずしています。
正確に申しますと、気象庁が必要とする大学などの研究機関や防災機関らからのデータ提供について、御嶽山を資金援助対象からはずしたのです。誰それが悪いと申しているのではありません。これが私たちの「油断」だったのです。
それでも気象庁は、二十四時間体制で観測してきました。予知が極めて困難な火口内の水蒸気爆発(水蒸気噴火)により、ちょうど午前からの登山で山頂に多くの人たちが到達していたため、被害が大きくなったのです。
広島市内で発生した土砂災害の際にも申しましたが、公共事業を「無駄だ」と叩きながら、自然の猛威を前にして「もっとやっておけば」などと言う報道各社の無責任が行政と立法を悪いほうへ動かしてきたことを、決して忘れてはなりません。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140929/……
▲zakzak(産經新聞社):朝日新聞 慰安婦検証記事で訂正の訂正 「しんぶん赤旗」は“白旗”
御嶽山で死者が出たという報にまぎれさせるように、朝日新聞社は二十九日、いわゆる「慰安婦報道」での「検証」を装った「お詫びなき」訂正記事について、さらに訂正記事を出すに至り、さすがに今度ばかりはお詫びの言葉と併せて掲載しました。
訂正記事を訂正するとは、前代未聞の不祥事であり、よっていかに八月五日の記事が「検証記事」などではなかったか、これで明白になろうというものです。
日本共産党は二十七日、機関紙で過去記事の取り消しとお詫びを公表しました。しかし、民主党と社民党はまだですか? 「みんな大好きオムライス」でおなじみの福島みずほ前党首は、土井たか子女史の訃報にコメントしている場合ではありません。
皇紀2674年(平成26年)9月30日 6:33 PM
共産党もスタンスは朝日と同様です。
が、態度表明は共産党らしさですね。
沈黙は許されません。