「大阪は寝ぼけている」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130626/stt130626……
▲産經新聞:「大阪は寝ぼけている」 石原氏、改憲で橋下氏を批判
旧太陽の党(日本維新の会)の石原慎太郎共同代表は二十六日、党代議士会で「大阪の本家は憲法について寝ぼけたことを言っている。これでは話にならない」と述べ、大阪市長の橋下徹共同代表ら在阪幹部を批判しました。
六月二十一日記事「石原氏が橋下氏に三行半か」
六月二十四日記事「維新幹事長の無知がヒドい」
この件で産経新聞社や讀賣新聞社(報知新聞社)が配信した記事は、私が既に申したことの「後追い」でしかありません。石原代表の発言が二十六日ですから仕方がないのですが、最初から分かっていたことです。
大阪維新の会は本来、大阪府の松井一郎知事と浅田均府議会議員が結党を画策した地域政党であることを繰り返し申すまでもありませんが、彼らが目指したのは「自民党府議団から分裂し、彼らなりの保守色を少し強めた利益集団」でした。
ですから、大阪維新の公約はほとんど「自民党の焼き直し」のようなもので、選挙で彼らを支持したのもほぼもともと自民党の支持者や、西村眞悟衆議院議員らを支持してきた保守層です。
昨冬の衆議院議員選挙で、大阪府下に維新の票の躍進が見られたのも、他の都道府県と同様、つまり民主党の自滅で自民党が勝ったように見えたのと大して変わらない現象でした。
松井知事と浅田議員唯一の誤算は、担いだ橋下市長という御輿が思いのほか「革新」思想の持ち主だったことでしょう。橋下市長がみんなの党と連携したがり、当時のたちあがれ日本を「老害」とののしったのに対し、松井知事は平沼赳夫衆議院議員のことを「真の国士」と正しく評価出来ています。
その松井知事が大日本帝國憲法も読んだことのない政治家だと判明したのは、それが「保守っぽいだけの大阪維新」を目指した彼ゆえのことであり、六十年以上「反共国」に過ぎないわが国を覆ってきた「占領統治体制保守」と決別した石原代表の主張する占領憲法(日本国憲法)新無効論が全く理解出来ないのです。ということは、橋下市長などもっと理解出来ていません。
国内でも米国でも占領憲法が「憲法」ではないことを明言してきた石原代表は、古巣の自民党に対しても「寝ぼけている」と言うべきかもしれませんが、西田昌司参議院議員らを擁したことで自民党も覚醒しつつあります。
もちろん党内にはまだ眠っている、或いはわざと起きない議員もたくさんおり、何度も申しますが、安倍晋三首相の足を最も引っ張ってきたのは自民党内の「決して起きない」親韓・親中議員たちです。
彼らは、安倍内閣のたびに韓国や中共に首相周辺の情報を垂れ流し、政権運営をわざと難しくさせています。それでも国家機密情報漏洩工作を禁じる法律(俗に「スパイ防止法」と言われるもの)がないため、目下のわが国では国会議員が国民を裏切っても罪に問われません。
安倍首相が何度「日本を取り戻そう」と試みようとも、占領憲法の有効状態が必ずそれを阻み、日米が占領・被占領の関係からまるで脱却出来ないため、河野談話の見直しにすら注文がついて進まなくなるということを説き、正しい道を示せるのは、石原代表や西村代議士、西田議員らしかいないのです。
寝ぼけた政治家たちの発言に、何ら実行性や政策的価値はありません。
皇紀2673年(平成25年)6月28日 4:38 PM
>自民党内の「決して起きない」親韓・親中議員たちです。
これに関しては参院選で自民党に過半数をとらせたのち
ネット上で一人ひとり 売国自民党議員を
晒していけばいいと思います
アベノミクスを成功させるために
今は売国自民党議員にも投票します
でも、選挙後も今までと同じ売国行為をするならば
「次の選挙で落選させる」
このメッセージを国民が送り続けることで
自民党の驕りを防ぐことも出来ると思います