石原知事、橋下市長と違う
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070600852
▲時事通信:憲法9条改正は間違い=「維新八策」で-石原都知事
南出喜久治氏をはじめ私たちが占領憲法新無効論(真正護憲論)を東京都の石原慎太郎知事にご理解、実現のために動いていただくよう訴えてきた最大の理由は、都議会での無効決議案可決のためと、世に言う「石原発言」の注目度からこのような記事が出ることにありました。
それでも、何度も申しますが沖縄県石垣市尖閣諸島の購入計画を米国で発表された際の「日本国憲法は無効」という大前提のくだりがすべてのメディアで削除されて伝えられたため、インターネット配信記事でさえ表に出るのは困難なことだと苛立ったものです。
ところが時事通信社は、大阪市の橋下徹市長とは憲法学上の認識が「違うみたいだ」との石原都知事の発言を単独記事として配信しました。その中ではっきりと「九条改正は間違いだ。憲法は破棄(正確には無効確認)したらいい」と述べられたことも記事にしています。
とは言えこの記事の主旨は、石原都知事と橋下市長が同盟を結ぶ可能性を探り、結果として「憲法問題では連携できない」という一つの可能性を伝えたかったものでしょう。つまるところ政局を伝えているに過ぎませんから、記者たちの関心は国民生活を左右する国家の基本法云々よりもそこにしかないのです。
早速某省職員が石原都知事の「東京都恩賜上野動物園で生まれた白黒熊(ジャイアントパンダ)の赤ちゃんの名前は『センセン』と『カクカク』(尖閣)にして中国に返したらいい」との発言を「みんなこれに怒ってる。頭がおかしい。老害だ」などと私にぼやいてきましたが、いつものごとく私は「白黒熊を政治的に利用して各国にカネを払わせているのは中共のほうだ。知らないの? (知ってるよ) ならこのくらいの軽口に腹を立てるほうが頭がおかしい。公害(公務員による害)になるから黙ってなさい」と反論しておきました。
まぁ私が名づけるとしたら「ユウユウ」と「コウコウ」にして「(日中)友好」とも「(大日本帝國憲法)有効」ともとれる不気味なものにしておきますがね。生まれてきたのはオス一匹だけのようですが。