立民不要論・高市首相の障害とは

皇紀2685年(令和7年)11月14日

元TBSの立民議員、止まらぬ大量の迷惑メールに「なぜ政権が変わったらこんなことが起きる?」

元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(68)が13日までにX(旧ツイッター)を更新。自身や同党議員の事務所などに大量の迷惑メールが送りつけられている件で、警視庁麹町署に…

(日刊スポーツ新聞)

 高市早苗首相の登場で「国会中継を見るようになった」という国民が多い中、十二日記事で指摘したように衆議院予算委員長に就いた立憲民主党の枝野幸男氏が采配下手にも程があり、恣意的誘導で何もかも高市首相に答弁させようと茂木敏充外相に「下がってください」と怒鳴り散らした一幕などは、質疑に立つ立民議員と共謀してかつて安倍晋三元首相を「睡眠障害に追い込もう」と喚いたのを思い出させます。

 その立民議員たちの質疑の内容があまりに酷い(単なる揚げ足取り、お気持ち表明)のも、視聴する国民が増えればその分だけバレていくわけで、杉尾秀哉氏をはじめとする立民議員に問い合わせのメールが大量に届き始めたのもそういうことでしょう。

 杉尾氏が何をもって「迷惑メール」と決めつけたかは知りませんが、こうした国会の無駄を削減するよう求める声も定めし「迷惑」に分類して斬り捨てたに違いありません。自分は他人を誹謗中傷しても、自分が他者から(いわれのないことを除く)批判されるのを嫌うなら、国会議員を辞めればよいのです。

 確かにきっかけは高市政権の誕生だったかもしれませんが、あたかも高市首相と迷惑行為の関係があるかのような物言いも、既にそうした彼らの薄汚い本性を露わにしています。

 ■動画提言-遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)チャンネル登録お願いします!
 最新動画【独自】中国大使・総領事は〇〇議員と□□議員をも脅迫した!

 政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が兵庫県警察に逮捕された件をめぐっても、同団体の齊藤健一郎参議院議員が「自由民主党・無所属の会」に属したばかりだったことを杉尾氏は、まるで高市首相が「N党にお墨つきを与えた」と執拗に喚きました。十二日の参院予算委でのことです。

 立花氏の逮捕事案は、ちょうど一年前の兵庫県知事選挙をめぐる街頭演説などでの発言内容が名誉棄損に当たるか否かであり、高市首相は何も関係がありません。そのことに別段お墨つきを与えて齊藤議員を統一会派に加えたわけではないでしょう。

 或いは、生活保護の不正受給を指摘した高市首相の過去の発言について、杉尾氏は問題にしました。不正受給があるから本当に保護すべき国民が保護されないことこそ問題であるのに、そこがほとんどの立民議員の主張から抜け落ちているのです。

 謝蓮舫氏が自民党の「地方団体の数が多い」などと追及した(しかも提示した数字は間違いだった)のも、わが国の予算に関連する問題提起と何ら関係がありません。議員定数削減には賛成しませんが、まずこの人たちを私たち国民の力で削減すべきです。

 兎にも角にも私たち国民の注目を浴びている高市内閣は、またその分だけ「それは違うだろう」ということをしてしまえば一気に内閣支持率を失います。どこまで減税できるか、外国人対策を推し進めるか、大規模太陽光発電パネルの設置を食い止められるか、当面はそこに懸かっているのです。

 揮発油税および地方揮発油税の暫定税率廃止はとりあえず決まり、昨日の参院予算委で参政党の神谷宗幣代表の質疑に対し、いわゆる「スパイ防止法(仮称)」の制定に意欲を示しました。また、違法滞在をゼロにする取り組みの一層促進を法務省に指示したこともわかっています。

 しかし、十一日の衆院予算委で、政権を去った創価学会公明党政務調査会長の岡本三成氏に「もし恒久財源五兆円あったらどうするか」と尋ねられ「食料品の消費税率をゼロにしたい」と答弁した高市首相は、その前に「自民党には怒られるかもしれませんけど」と断りました。

 高市首相の足を引っ張るのは結局、自民党でしょう。消費税率の引き下げを食料品に限定するのも間違いなら、それすらも「自民党が反対しているので」できないというのは、もう一押し高市首相の覚悟も足りません。

 このままでは、高市内閣の支持率が高いまま次の衆院議員総選挙で自民党は勝てないに違いなく、もし本気で「仲間(自民党議員)を増やしたい」と高市首相が思うなら、政権の極端な左傾化を招いた「原因」を公認しないことで取り除き、減税と外国人対策に取り組む候補者を立てて挑んでほしいのです。

 小泉純一郎元首相はとんでもない人物でしたが、彼がしたような私たち国民への信の問い方もあります。高市首相の足を引っ張るのが自民党ならば、引きずり降ろすのは圧倒的支持層の私たち国民であることを忘れてはならないのです、為政者たる者は。   

スポンサードリンク

コメントをどうぞ