中国に配慮?バチカンもバカね
二十一日に崩御された第二百六十六代ローマ教皇フランシスコ台下の葬儀ミサは、明日午前十時(日本時間午後五時)にヴァティカン市国サン・ピエトロ広場で執り行われますが、わが国からは、基督教徒の石破茂氏が自身の参列代理に同じく基督教徒の麻生太郎元首相を検討したものの断られ、中共に媚びる岩屋毅氏(一応外相)を派遣します。
一方ローマ教皇庁は、台湾が頼清徳総統の参列を希望したのにこれを断り、よって疫学者の陳建仁前行政院長(首相)・元副総統(第一期蔡英文政権)の参列が決まりました。
讀賣新聞社記事にもある通りこれは、ヴァティカンが中共に配慮した顛末であり、教皇フランシスコ台下が中共との関係改善に動いたせいもあるでしょうが、当の中共は、崩御の報を小さく扱っただけです。
共産主義という「カルト」が滅びない限り、中共で基督教徒が浮かばれることもないというのに、ヴァティカンがわが国政府並みに愚かな配慮をしてしまいました。のちのち後悔することになるでしょう。
さて、このようなことは日を置いてから申すべきと我慢しましたが、昨日記事に挙げた二つの産經新聞社記事の写真を改めて見比べてください。ほぼ同じ角度で写されたお二人の女性ですが、もうご批判をいただく覚悟ではっきり申しますと「どうして反日のオバハン・オッサンはこうも小汚いのでしょうか」と。
十五日記事で申したように高市早苗元経済安全保障担当相がついに減税を口にしたのは、政権を獲りにいく覚悟を決めたからにほかなりません。財務省に斬られるとわかっていても、国民の声に応えるべく腹をくくったのです。
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最新動画【財務省解体デモ】財務省はこうしてウソをつく…そして国会議員も国民も騙される
財務省解体デモをSNS上で「財政の民主化」と呼称する方針を打ち出した全国各地の主催者たちは、まさに国民が選んだ国会議員の手で国民経済の復活(内需回復)を望み、それを実行する実力者を求めています。
政権担当能力のない「脳内お花畑」の議員ではなく、かと申して未だ消費税収を「社会保障財源」などと嘘を吐き続ける内閣官房長官の林芳正(リン・ファンヂャン)氏のような自民党議員も要りません。
国民民主党も元大蔵・財務官僚の玉木雄一郎代表(旧民主党)が心を入れ替えて国民の声に応えるかと思いきや、政治に関係のない醜聞で役職停止三か月の処分を終えた以上、同種の醜聞が明るみになった平岩征樹衆議院議員(比例近畿)を悪質性が高いとは言え追い出すこともできず(無期限党員資格停止)、新たにかつて醜聞にまみれた(謝蓮舫氏にバラ撒かれた)菅野志桜里元衆議院議員を今夏の参議院議員選挙に立てるようです。
そこまではまだ結構ですが、あの危険な選択的夫婦別姓(別氏)を導入しようと党の原案をまとめるといいます。現政権につけ込む立憲民主党とほぼ同じような制度案を提出するというのですから、本当に私たち国民の暮らしについてよく考えて行動してきたわけではないことがはっきりしました。
ともすれば立民の枝野幸男氏が「消費減税はポピュリズム(大衆迎合)」と吐き捨てたのは、国民民主の玉木氏らを見てのことだったかもしれません。覚悟のない政治家の言葉に振り回されてはいけないのです。