日産ホンダの統合?転落の陰に

皇紀2684年(令和6年)12月25日

ゴーン被告「日産はパニック状態」、経産省がホンダに促したとも主張 米報道

元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が米ブルームバーグ通信の取材に応じ、ホンダと日産自動車の経営統合の協議入りについて「両社間に相乗効果を見いだすのは難しい。…

(産經新聞社:産経ニュース)

 数多の不正・横領を犯し、司直の手を逃れようとゴミのように紛れて国外へ逃亡したカルロス・ゴーン被告の弁護士(仏国のフランソワ・ジムレ氏)と言えば、テロリストのポール・ワトソン容疑者の弁護人も務め、私たち日本人を侮辱・挑発し続けてきた人物です。

 日産自動車(横浜市西区)がこの出自のよく分からない犯罪者をつまみ出したまではよかったのですが、そもそも会長に迎え入れた(大規模リストラと国内工場の閉鎖という凡庸な手法しか得られなかった)ことと、その後に経済産業省を頼ったのが致命的間違いでした。

 商才の欠片もない経産官僚による「あれやこれや」の介入を許した結果、再起不能に陥ったというのは、わが国の恥部を晒したと申すほかありません。挙げ句の果てに、同様に落ちぶれた本田技研工業(東京都港区)と経営統合の交渉に入ったというのは、わが国産業の凋落を露呈させました。

 ホンダと言えば、東京都の石原慎太郎知事(当時)が平成二十年、噴火災害からの復興を掲げた第二回の「三宅島モーターサイクルフェスティバル」で、協賛拒否に出た特にホンダを徹底批判したのが思い出されます。

 この際には、日本共産党が三宅島での開催を危険視し、専門家の間でも「同種の意見がある」として「反石原」を主張し、大企業が協賛から抜けたのを擁護しました。未だにそれが「正しかった」と思っているようです。

 石原都知事は、創業者の本田宗一郎氏が抱き続けた理念をすっかり失った、まるで官僚組織のように堕ちた「今のホンダ」を痛烈に批判しましたが、そこから既に転落が始まっていたのです。

 本当にこのまま統合すれば、社名はどうなるでしょうか。せいぜい「ダ産(打算)」くらいが妥当でしょう。

 これについては経産省も悪いですが、財務省が最も悪いのです。与野党の国会議員、報道権力の記者たちを篭絡して回り、自動車産業の国の国民から自動車の購買力を奪っていったのですから。

 目下の税制改正論議も、若者が自動車を「買わなくなった」のではなく「買えなくなった(買えないから「要らない」と言う)」現状を突破できるか否かがかかっています。

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 ところで、自民党評論家の石破茂氏は昨日午後、四月に米国のドナルド・トランプ前大統領と会談した麻生太郎元首相・元副首相兼財務相・元外相に会談を申し込み、三十分間だけ許されたようですが、前回動画の後半でも触れた石破氏の体たらくを、麻生元首相がどう諭したでしょうか。

 現時点をもってなお、トランプ大統領と石破氏の会談日程が決まりません。外務省が調整していますが、色よい返事を全くもらえないというのです。

 就任して一か月で「体弱い」などと言い訳するような食べ方も根性も口も顔も汚い人は、今すぐ衆議院議員ごと辞めればよいだけでしょう。ついでに同日、中共・北京市へ飛んでいった一応外相の岩屋毅氏も、帰ってこなくて結構です。

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『日産ホンダの統合?転落の陰に』に2件のコメント

  1. 波那:

    麻生さんて、安倍さんの事をアメリカの大統領が日本の総理の言う事を聞くんだよ…と嬉しそうに語ってらっしゃいましたね。本当に日米の歴史で有り得ない事でした。石破は政府専用機にも乗れたし、陛下に新年の御挨拶をして総理気分も味わったら辞めてくれないかしら。そうですか、まだ色よい返事が貰えないのですか。昭恵夫人に託されたのは本ではなく写真集だったとか、勿論大好きな安倍さんとの画像もあったでしょうし…思い知れ!と言うトランプさんなりの儀礼ではないでしょうか。それこそ石破は身の程を弁えた方がいい。石破は第1次安倍政権の時も、麻生政権の時も一番困って弱り果てていた時に、辞めろ辞めろと後ろから撃ってたじゃないですか。少数内閣だから出来る事もあると言ったの知って、支持率下がってるから少数内閣なのに何を言ってるのと呆れ果て慄きました。何で日本を、こんな国にされてしまわなければならないのか。もしかしたらトランプ大統領が石破を無視し蔑ろにする事で石破を辞めさせる後方支援をして頂けるのではと期待したりします。

  2. ナポレオン・ソロ:

    241225―2 ホンダと日産の統合の原因は、財務省の仕業と言って良いのは同感
    遠藤さん今晩は ソロです。
    やっぱり創業社長の意志や経営理念が尊ばれる時代では無いんですね、世界のホンダを創業した本田宗一郎でもそうですか? そう言えばSONYも今や損保会社ですからね。まぁ家電メ-カ-が持て囃される時代では確かに無くなったので、業種転換のタイミングと言い、保険業界が過渡期にあった事をビジネス・チャンスと捉えたのはセンスノの問題です。

    でも、日産は如何にも韓国並みの事大主義で、カルロス・ゴ-ンだって、ㇾバノン出身の移民で、サラリ-マンで出世はしたが、経営者としては凡庸な上に、青人独特の狡猾さで、日産を掻き回して、挙句に刑事事件の被告で収監中に日本から国外逃亡して今は米国に居る訳ですね。こんな男は、恐らくルノ-でも厄介者だったに違いない。押し付けられたのだ。

    見方を変えて日本企業を見れば国内市場の規模から云えば、分野毎の企業数が多過ぎで、市場を海外に求めねば、何れ行き詰まるのは目に見えていた、特に家電・自動車・造船は、10~15社が国内市場に犇めいていたので、先ずは造船の経営状態が韓国・シナに海外の顧客を奪われる羽目に陥った、続いて、家電だが之は国内淘汰と海外進出の失敗が痛手だった。

    で、最後に自動車だが、やっぱり大きな転換期が到来して、内燃エンジン車もの開発厳戒と。製造技術の分業化で自動車会社は、只組み立てさえすれば良く、新車種の開発は結局EV n委向けられる話になっている。勿論、今迄の製造技術や生産力が基礎に成っての話だが、この先、開発途上国の教育水準が上がって来れば、日本は新たな分野を開拓せねばなるまい。

    要は何事にも限度と言うモノが有るので、どの分野でも、成長限界と言うモノが有るから、事業者は常に、世に執拗に成る新たな分野の製品を模索していないといけないのです。現状維持だけを願う護りの姿勢には冒険が少ない、全て実績がある手法でシチュエ-ションが似ていれば、其れを踏襲すれば良いが、こんな事は凡庸な人間でも出来る。

    まぁ、特異な人間は全体の2割程度しかいないがその裡半分は、飛び抜けて劣悪なのだから、役に立ちそうなのは、何時の世も、全体の1割ですね。但し、日本は分業社会でお互いが扶け合うと言う、チ-ムワ-ク重視の社会なので、スぺシアリストが多いのが強みですね。西洋社会にも、そう言う部分はあるかも知れないが力勝負で勝つ事が全てではね。

    進歩に限界が直ぐに来る、昔は戦争の進化要求が其の限界を打破していたが、そう言った要求を生み出すものが既に尽きている。折角東南アジアに400年も縁があったきゅ同開発とか、現地人の手でイノベ-ションを生み出せる文明交流が有れば国家は長続きするだろうに、妙なプライドを振りかざすから、、嫌われ、憎まれるのです。

    人類には、斯う言う「気付き」が是非共、必要なのです。 根座なら人間だけでなく全ての生き物は、全て地球と言う生命体の一部なのですから、進化が止まったら、進化すべきところを探してその開発を軸に文明を組み立てればよいのですが、之は扶け合い至上主義的な価値観が無ければ無理ですね。 時bb類は先ず渇仰を克服せねばならないのです。

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