二重処罰が流行り出した?

皇紀2684年(令和6年)10月12日

【解説】なぜ今ごろ?藤田菜七子騎手への厳重注意が当初、公表されなかったわけ

JRAは藤田菜七子騎手(27=根本)から騎手免許の取り消し申請があり、11日付で騎手免許を取り消したことを発表した…

(日刊スポーツ新聞社)

 自民党が「岸破森」政権を選択してしまってから、二重処罰で人を消す手口が流行り始めたのでしょうか。

 私は、競馬について全くの門外漢ですが、聞けば昨年五月、禁じられている調整室内への通信機器(スマートフォン)の持ち込みを自己申告した藤田菜七子騎手を厳重注意処分としながら、今ごろになってこれが週刊誌に報じられた途端、日本中央競馬会(JRA)が再度同じ件で騎乗停止処分を発したといいます。

 これを受けた藤田騎手は、泣きながら引退届を提出したというのですが、岸破森政権もJRAも一事不再理の原則を完全に無視しており、組織としての言い訳(今さら「持ち込んだという申告内容が『通信した』事実を明かさない虚偽だった」というもの)も、聞かされた側が納得できるものではありません。

 最近になって通信機器の持ち込みに関する処分が増えているのは、騎手の世代交代により、一時でもスマホを手放すことへの不慣れや抵抗感を抱く若い騎手たちが増えているからでしょう。むろん規則は規則なので守らなければいけないのですが、今夏にも厳しい処分を受けて奇行に奔り、その直後に自殺してしまった若い騎手もいました。

 そもそも通信機器の持ち込みが厳しく禁じられているのは、試合に関する情報漏洩を防ぐためですが、公営とは言え賭博事業だからこそ厳しくせざるをえないわけです。

 競馬のみならず競輪や競艇でも厳しい処分が下るそうで、選手たちとは関係のないところで観客が賭博に興じるばかりに「八百長」なども然りですが選手が巻き込まれてしまいます。重ねて規則は規則なのですが、若者たちが賭博事業者に退路を断たれるさまは、どうにも見ていられません。

 それでも岸破森政権という行政権力の頂点がやっていることですから、私たち国民の間でも「規則に基づく」と口にしながら人を陥れたり消し去る目的で二重処罰のやりたい放題になります。まさに岸破森政権がもたらす暗黒の時代の幕開けです。

 いやはや、これではまるで「反自民」「反アベ」の左翼・極左暴力集団のような因縁のつけ方でしょうか。なるほど安倍晋三元首相を蛇蝎のごとく嫌ってきた対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)集団は、このような心情と論理(ロジック)で「訳の分からないこと」をわめき散らしていたわけね、と今さらながら心中をお察し申し上げます。

 ■高市早苗をご支援頂いた皆様ありがとうございました(自民党奈良二区青年局)

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 ところで、本年もノーベル賞受賞者の発表があり、全く無価値な平和賞に日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が選ばれてしまいました。わが国では、非核三原則という出鱈目を口にした佐藤栄作元首相以来の不名誉です。

 とは言え非常に興味深いのは、産經新聞社が伝えている通り、わが国に対する米民主党の二度に及ぶ核攻撃を「日本が悪いからだ」とわめいてきた中共・共産党が受賞に批判的態度をとっていることでしょう。

 露国でも速報された被団協の受賞を一切無視した中共産党は、さすが「対日ヘイトの国」です。被団協こそ「反体制」の左翼団体にもかかわらず、対日ヘイトのためであれば「味方」とは判断しません。

 一方、お隣の韓国では、ついに本物のノーベル賞受賞者が誕生したことに喜びの声が沸き上がっているようです。小説『菜食主義者』などで知られる韓江女史が文学賞を受賞しました。おめでとうございます。

 ただ、光州広域市生まれの彼女もまた、決して光州事件の真相には迫らない極めてひ弱な情緒に浸るのみで、北韓(北朝鮮)という脅威に対して韓国人があまりにも無垢である現状を追及したりはしません。政治活動的韓国人が時折見せる「泣きわめいておしまい」というアレです。

 兎にも角にもノーベル賞というのは本来、物理学賞、化学賞、医学・生理学賞の三部門(理系)を受賞しなければ、あまり値打ちがありません。私自身が文系なので遠慮なく申しますが、文学賞やまして平和賞だの最近になって設けられた経済学賞だのには、ほぼ値打ちがないのです。

 いっそのこと米民主党のバラク・オバマ元大統領でも受賞できたのですから、ウクライナをけしかけた同党のジョー・バイデン大統領か、イスラエル・リクードのベンヤミン・ネタニヤフ首相に平和賞を差し上げればよかったでしょう。皮肉が効いていて、私たちも思わず「平和とは何か」を真剣に考えるようになるというものです。

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『二重処罰が流行り出した?』に3件のコメント

  1. 京都オヤジ:

    平成の世になってから、我国は坂を転がり落ちるように劣化していった
    そのコアは皇室の堕落だ
    自分の為に死んでいった英霊に感謝を捧げるどころか、ひたすら「侵略戦争の反省」しか口にせず
    靖国神社に一度として参拝せず、そのくせ朝鮮神社には嬉々として訪れる
    総理大臣と言えども、天皇の臣下に過ぎない
    天皇家の振る舞いは日本の全てに影響を及ぼす、おおきみのしろしめす國なのだ

  2. ナポレオン・ソロ:

    241012-4 二重制裁は、固より法理に照らせば、禁止されるべきものでしょ
    今日は ソロです。
     スマホを手放せないのは、何も若い衆だけでなく、ええ歳を扱いたオッさんが、横断歩道を歩き乍とか、時には自転車を運転し乍やって居るので、何処かで社会的な規制を課さねば、車を運転している方は横断歩道に自転車で飛び出されたりすると、避けられない場合があり、死亡事故に繋がりますね。 

    私等は、左側の目と耳が不自由なので、歩道を自転車が並走してくればよける場所が無い場合は、ぶつかるしかありません、況や「スマホの乍運転」は、老人や身障者には脅威です、。 まぁ来月から規制が厳しくなるそうですから、警察の交通部がどんな対応を採るのか、見物ですがね。それでもご紹介の「事件」は、JRAの対応ミスだと思いますね。

    原因の一端ではあるけれど、処分が余りに過酷なモノでは、共感部分より反感部分がを多過ぎる上に、過剰処分者への救済措置が採られていません。 確かに人は間違うものだが、破った規則には相応の罰が課せられても仕方が無いが、人には『やり直すチャンス』も与えてやらねば、あたら才能の有る若い人を潰して終い兼ねないのでは?

    是をトップに立った石破や森山は気付けない理性の低さだが、後ろに控えて居る岸田は其れを上回る腹黒さを感じますね、先輩なら、何故「是、二十制裁だろ」と注意しなかったのか? 既に「次は俺が返り咲く番だ」と頭が一杯なんオでしょうね。情けない。

    最後にノ-ベル賞に着いて出すが、省の創立目的は「人類の未来に貢献する業績を亜潟人や仕事に対して、是を称賛し、為した業績がさらなる人類の気宇権威繋がります様」と言うモノだった筈、確かに初期のノ-ベル賞はその意図に沿っていましたが、ドゥも白人相手の賞の傾向が多かった。

    特に、米国で受賞者が100人以上もいるのに、黒人はオバマ一人です。 昔、遠航で世界一周した時に立ち寄ったエジプトのアレキサンドリアの街を友人と二人で歩いていたら、m通行人のエジプト人から、「日本人か?」と訊かれ「勿論だ」と友人が答えたので、近くの喫茶店でこ-ひ-をの身乍ら、b放していました。

    すると彼が「日本人に葉の-*ベル掌受賞者は那人いるか?」と訊くので2人で指を折りながら数えたら20人近かったので、言うと何と「それ何かの間違いだ」と、言い放ったので、全て名前と、受傷部民を並べて見せたが、怪訝そうな顔は治らなかった。 なとで優品と、「どんな価値観何だろうね」と話したが、判ろう筈も無かった。

    後で、其の友人が何かを待っている様なので「どうした?」と訊くと、「さっきの男に両替を頼んだが失敗だったかな?」と言うので「そりゃあ、誰が聴いてもお真が間抜けだと言うぜ」と言った直後に、その男が現れて、両替した金を持って来たけれど、手数料をごっそり持て行かれていましたねww

    船にか帰って士官にそのことを話したら「バカはお前達だ、此処はエジプトで日本じゃないんだ、命が有っただけラッキ-なんだぞ」と叱られましたね。 なので、次のペナンでは、現地通貨なんて交換手数料を取られるだけなので、最初から日本のお金は持って行かず、US$だけにしました。

    ノ-ベル賞については、オリンピックと同じで白人が創った白人の為の祭典なのだと、割り切って考えるべきだと思いますね。 嫌日の作家、大江健三郎が、紫綬褒章とかv文化勲章は全て固辞したのに、ノ-ベル賞受賞はは飛び上がって喜んだと言うアホぶりは、有名ですね、あれで、彼の作品は全て廃品回収に出しましたww

  3. 自由貿易反対:

    ノーベル賞は昨年のmRNAワクワク開発の受賞で権威が一気に落ちたと思います。まぁ元々ダイナマイト開発で稼いだ遺産で運営するような団体ですから、それがどう使われるのかということへの想像力が欠如しているのでしょう。そろそろ日本はこんな団体のやっていることから離脱すべきと思います。