れいわ支援者のお金=汚い金

皇紀2684年(令和6年)10月6日

※ 本日の記事配信に誤りがありました。お詫びします。

れいわ・大石あきこ氏「裏金議員ではありません」450万円記載漏れ「訂正」 杉田水脈氏に「裏金」の定義説く

 れいわ新選組の共同代表・大石晃子衆院議員が5日、自身のXを更新し「裏金議員ではありません。」とコメントした。 「ちょ なんで私が裏金議員やねんw」と…

(よろず~ニュース|デイリースポーツ)

 れいわ新選組のみならず、立憲民主党や日本共産党ら野党のだらしなさは、与党・自民党の不手際や不祥事を非難するわりに自分たちも全く同じ過ちを犯していることであり、且つそれを開き直り、いわば「私は悪くないが自民党は悪い」と言い放ってしまうことです。

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 それこそが私たち国民の政治不信に直結しているわけですが、野党と報道権力が一緒になって「裏金問題」と騒いだ自民党内の集金の話は、そのまま各所属議員が派閥単位の集金から配分されたお金を政治資金収支報告書に記載していなかった不手際が問題でした。

 これは、政治資金規正法に基づき、不記載が発覚した時点で報告書の修正、再提出によって総務省(選挙管理委員会)に受理されます。私もこれを扱ってきましたから、よく知っているつもりです。

 で、れいわ新選組の大石晃子共同代表は、自身の報告書不記載が約四百五十一万円に及んでいたことから、修正して再提出した、と。大石氏らが「裏金議員」などと蔑称した自民党の議員たちと同じ状況です。

 それを自民党の杉田水脈衆議院議員に指摘されてよほど悔しかった、或いはバツが悪かったのか、あろうことか「裏金は、自民党の派閥から議員個人が違法にもらい受けた汚れたカネです」などと言い放ちました。

 自民党の派閥が集めたお金は、決して公金を「チョロまかした」ものなどではなく、支援者を集めて開いた政治資金パーティーなどで集めたお金です。これは、各政党、各議員が足りない政治資金を集めるために、法に基づいて行なっています。

 れいわの大石氏は、支援者のお金を「汚いカネ」と言ったのです。

 よくもそのようなことが言えたもので、ならばれいわは一切支援者から寄付の類いも受けていないのでしょうか? 或いは、法に基づいて政党交付金が配分されますが、それこそ支援者かどうかも判然としない私たち国民から集めたお金は、ゆえにそれを受け取っていないということでしょうか?

 日本共産党は、それを受け取らない代わりに党員からお金をかき集めていますが、大石氏の言い方ではこれも「汚いカネ」に当たります。

 杉田代議士に大石氏が「説いた」らしい説によれば、もはやすべての国会議員を「裏金議員」と呼称して徹底非難しなければならず、これほど「天に唾する」阿呆丸出しの発言を、私たち国民がこれまで聞いたことがあったでしょうか。

 議員歳費や文書通信交通滞在費に加え、いわゆる「パー券収入」や政治献金を集める議員に、私たち国民の中から「どんだけ守銭奴やねん」という声が上がることもありますが、自身の選挙区に自らの政治信念や議員活動の報告をしようものなら、たちまちとんでもない額の費用が発生します。

 それらをやめてよいならお金がかからないでしょうが、やめた途端に私たち国民は「当選したら音沙汰なし。選挙の時だけや」などと不満を漏らすでしょう。自分が選んだ議員が何を思い、何をしようとし、何をしているのか、まるで報告しない政治家を「信用しろ」と言われても到底無理な話です。

 私に言わせれば、四百五十万円だろうが四億五千万円だろうが、政治家が集めたお金は、そのまま支援者の熱い想いであり、過ちはそれを報告書に記載しなかったことにあります。

 それを訂正、お詫びしたなら「ガタガタ」言うべきではないのです。これに異論を唱える方もおられるかもしれませんが、いわば「ダイナミックな」政治を求めるならそうすべきでしょう。

 例えば、チマチマとした財政出動で「国民はこれで黙っておけ」と言われるほうが腹立たしいものです。そのような些末な政治の動きで最も不利益を被るのは、私たち国民自身なのです。

 兎にも角にも、れいわの大石氏は、先日の衆議院本会議場での「ただのパフォーマンス」に対する懲罰動議が七日、同本会議で可決される見通しですが、何らの意味も成さない、自身の政治活動的顕示欲に駆られた行動、私たち国民への冒涜を激しく反省しなさい。

 大石氏のような政治家を、私たち国民が選んでいてはいけないのです。

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