左翼がもたらした言論統制
左翼言論と密接に関係している女権論(フェミニズム)や性差(ジェンダー)論は、保守言論が求めてきた「女性の安全」を平然と脅かし始めました。その典型例が米民主党の傀儡政権を築いた岸田文雄首相「ゴリ押し」の俗称「LGBT法」でした。
多様性(ダイバーシティ)と言いながら自分たちの行き過ぎた思想しか認めない偏狭は、SNS隆盛の現下、多くの不適切発言を生み、多くの死刑執行を招いたのです。つまり、発言者が不適切だったというより、それを指摘する言論の過剰が「不適切」を大量発生させています。
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川口ゆり氏がツイッター(X)につぶやいた内容も、本来であれば極めて個人的感想(好き嫌い)にすぎず、所属事務所を解雇されるほどの発言だったとは思いません。
しかし、彼女自身が女権論に傾倒しており、そこから派生する虐待(ハラスメント)問題の専門家として振る舞っていたことから、女権を叫んで男性を貶めていく左翼言論の典型として、つまり、わが国や私たち日本人に対するヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)の同種でしかない惨めな「女尊男卑」を披露してしまい、多くの人びとから徹底非難されてしまいました。
極端な思想に満ち満ちた女権論や性差論が社会的制裁の対象(解雇事案)になったのは、これまで男性がついぞ女性を莫迦にしたような発言に対してのみ制裁が課せられてきた左翼的秩序の化学変化であり、元はと言えば左翼言論がもたらした「言葉狩り」「言論統制」の結果です。
人の汗の臭いや体臭そのものについて、男性のそれだけを嫌って「憎悪を煽った」とされた川口氏のつぶやきは、例えば一部外国人のきつい体臭傾向を嫌がっただけで「差別だ」と叩かれることも意味しています。
私たちが自分の好き嫌いすらも自由につぶやけない世の中にしてしまったのは、川口氏自身が啓発してきた左翼言論のせいでした。そのようなことをしていなければ、ここまで非難されずに済んだかもしれません。
これを契機として私たち人類は、過激化した女権論や性差論と決別すべきです。左翼・極左の語る「人権」に従ってきてこうなった以上、これらは世界を決して平和にしないという真実にたどり着いたのですから。
皇紀2684年(令和6年)8月14日 7:26 PM
話は少しズレますが、近頃「炎上だ」と問題になっている話題に、和田アキ子さんがテレビ番組内で先のパリ五輪のやり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の補食中の様子を「トドみたい」と言ったという件がありますが、(他に適切な表現があっただろうという指摘は抜きにして)「トドみたいで可愛い」と述べており、決して侮辱の意図はなかったと思います。もはや我が国の言論空間は揚げ足取りを基本とした神経戦の場と化しており、「単なる個人の感想」すら気軽に口にできない世の中になっています。イントロを赤ちゃんに聞かせると泣き止むことですっかり有名になった歌の中にある「言いたいことも言えないこんな世の中」が、ほとんど自滅に近い形で現実のものとなってしまいました。
先述のアッコさんの発言に関しても、金メダリストに対して親しみを込めて感じたことを述べたコメントを左翼勢力が「炎上」扱いにして、日本選手団の偉業に水を差したい思惑を感じずにはいられないのです。そもそも北口選手の家族でもない第三者がいちいち騒ぎすぎではないでしょうか?少なくとも北口選手本人から今のところアッコさんの発言を否定的に捉えたという事実は一切確認されていません。