林長官だの玉城知事だの…
鈴木宗男参議院議員の「露国ベッタリもどうか」と思いますが、中共の林芳正(リン・ファンヂャン)内閣官房長官に言われたくはないでしょう。岸田文雄首相に、日露講和(いわゆる「北方領土」問題)に取り組む意思は全くありません。
そもそも夏季五輪パリ大会(パリ五輪)は、露国に参加させない方針でありながら、戦争による虐殺に手を染めたという点ではイスラエルも同罪のはずなのに、なぜか参加を認めています。
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このことを報道権力に於いて指摘したのが東京放送(TBS)系報道番組に出演している東京大学の斎藤幸平准教授のみというのは、誠に痛痛しい限りなのですが、マルクス主義研究をしているような左翼・極左に言われなくても「おかしい」と思わなければ、かつて大日本帝國が枢軸国扱いを受けた屈辱を「日本は悪いことをした国だから」で片づけてしまうのです。
私たちの世界は、未だことほど左様に不公正と偏向に満ちた、大東亜戦争のころから何らの進化も見られない不都合の塊であり、対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)に血道を上げる左翼・極左こそが「日本は悪い国」で片づけるからこそ今日の不平等を見逃し、いや、むしろ招いています。
在日米軍基地に係る問題も、全く同じ構図です。何度も申しますが、現行憲法(占領憲法)を「何があっても護れ」と左翼が言うから日米安全保障条約がただの「在日米軍基地提供条約」になってしまいます。
日米地位協定が今なお一度も改まらないのも、すべてこのせいです。
そのくせ数多いる在日米軍兵から犯罪事案が発生する度に左翼がわめき散らすのを見ていると、もはや恥ずかしくなってくるのですが、被害者を見舞うようなそぶりを見せつつ「またこれで騒げる」とはしゃいですらいる姿に、激しい怒りを禁じえません。
在日米軍側が「フォーラム」を設置ですって? 米軍に日米合同委員会の低次元版を作ってもらってどうするのですか? わが国に係る問題が解決するとでも?
沖縄県の玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事は、初めのほうこそ「(米国側が)真摯に取り組んでいることの表れ(中日新聞社|東京新聞該当記事を参照)」などと呑気なことを言っており、それでは「マズい」と思ったのか今さら「従来発表していることとほとんど内容は変わっていませんので」と左翼の顔色をうかがうさまに、基地問題なるものに燃料を投下したいだけの思惑が透けて見えます。
このような連中に、日米の問題を解決する能力など一ミリもありません。それどころか日米の問題が延延と残り続けることを望んですらいます。
その結果、日米の重要な安全保障課題である太平洋防衛に穴が開き続け、他方で日韓の歴史問題なるものにせっせと燃料を投下し続けることで、日韓米関係そのものが機能しないよう、つまり北韓(北朝鮮)と中共の暴力行為が大手を振って見過ごされる「誤った秩序」がどんどん構築されていくのです。
まして林長官のような「中共の雑用係」が政権にいるのでは、どうしようもありません。左翼言論の出鱈目を明確に認識し、こうした連中を政治の場から一掃しなければならないのです。