沖縄慰霊の日も侵した中国

皇紀2684年(令和6年)6月24日

中国公船が領海侵入 日本漁船に接近―沖縄・尖閣沖

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で23日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入した。日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が…

(時事通信社)

 二十一日記事で取り上げた中共・共産党人民解放軍海軍の補完部隊、海警局による領海侵犯は、あれから四日連続していました。まして昨日は、沖縄県が定めた「慰霊の日」であり、県民の平和への願いも「お構いなし」だったわけです。

 ■動画提言-遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)

 これでも中共の「脅威をいたずらに煽るな」と言えるのでしょうか。在日米軍はともかく、自衛隊にまで牙をむく沖縄県を「闘争の場」にした対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)左翼・極左の言う「平和」ほど、全く信用ならないものはありません。

 慰霊の日に於いて、岸田文雄首相の「心ない挨拶」に何の意味もないのは分かっていますが、それでもせめて式典の最中くらいは静かにできないものでしょうか。先の県議会議員選挙で初めて惨敗した玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事派と見られる左翼・極左が会場周辺で、暴力的言語をわめき散らしたというのです。

 広島市で毎年八月六日に開かれる平和祈念式典でも近年、左翼・極左の式典妨害が際立つようになりました。わが国を極度に左傾化させてきた老人たちは、一部の若者を巻き込んで一体何を焦っているのでしょう。

 さだめし真実に目覚め始めた私たち国民が恐いのでしょう。彼らの「未だ米軍に統治されるわが国」という指摘は、悔しいほどその通りですが、その原因たる現行憲法(占領憲法)を「憲法」として「殺されても変えるな」という致命的矛盾をひけらかし、平和を願うふりをして中共と北韓(北朝鮮)の好戦的行為を決して非難しません。

 このような類いが東京都知事選挙(七月七日投開票)でも「どうせ他は勝てないから小池百合子都知事に投票しよう」と言ったり、一方で今や日本共産党公認候補のような謝蓮舫前参議院議員と、実はその補完候補にすぎない石丸伸二前安芸高田市長の応援団を名乗っています。

 今申した「どうせ他は」の「他」とは、彼らの中で田母神俊雄元航空幕僚長を指しているようです。保守層の票をできるだけ田母神氏から引き剥がそうという、SNS上で盛んな一種の言論工作かもしれません。

 小池都知事は、全く保守派でも何でもないので関係ないはずですが、対日ヘイト左翼・極左から見れば「右」に見えるのでしょう。ならば政治に関心がない多くの国民の、ちょっとした「がんばれ日本!」という言葉も右翼に見えるでしょう(実際、国際競技の大会等でこうした応援を批判対象にし始めていた)から、もはや田母神氏などは「とんでもない存在」で、よって蛇蝎のごとく嫌っているわけです。

 田母神氏が私たち国民の暮らしの安全と向上を唱えているのも、対日ヘイトは当然気に入りません。しかし、私たち国民が求めているのは、私たちの暮らしを「よくしてくれる」政治家です。

 昨日公開した「【ヤバい少子化】このままでは日本が消える!食い止めるには…」(遠藤健太郎公式チャンネル動画)は、実はそのような田母神氏が掲げている公約の一つを扱いました。外交・安全保障問題ばかりではない、ということを知っていただきたいのです。

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