中国が仕掛ける日台分断の罠

皇紀2684年(令和6年)5月30日

「トチ、高ク買ウヨ!」と外国人バイヤーが自宅にやってきて……倉本聰が嘆く、インバウンド客が殺到する「富良野」の現在(週刊現代) @moneygendai

電気も水道も通っていない小屋が立つのは、広大な森林のど真ん中―ドラマ『北の国から』で見た富良野の景色が侵されつつある。インバウンド客が殺到する現状について、倉本聰氏が胸中を明かした。…

(マネー現代|講談社)

 脚本家、劇作家の倉本聰氏は、私がかつて映画監督の中島貞夫監督の奥様が亡くなられ、ご自宅へお手伝いに上がった際、一度だけお見かけしました。中島先生と倉本氏は、東京大学文学部で共に「ギリシア悲劇研究会」に所属していた仲だそうです。そんな中島先生も昨年六月、亡くなられました。

 倉本氏は、靖國神社「みたままつり」に揮毫を出されたり、或いは平成二十一年、戯曲『歸國(きこく)』を発表(翌年テレビドラマ化)されるなど、大東亜戦争で焼け野原になったわが国の現在、私たち国民のありように一家言お持ちのようです。週刊現代記事に書かれたことも、そのうちの一つでしょう。

 わが国の豊かな資源や防衛の拠点を中共に狙い撃ちされたままにする行政・立法の無策は、これまで何度も訴えてきました。本年三月になって、ようやく自民党の検討俎上に乗りましたが、未だ外国人の土地購入を禁じる法案がまとまりません。

 北海道が観光客に人気なのは結構なことですが、北海道に限らず昨年二月二十六日記事で申した韓国人観光客の劇的変化と、相も変わらず礼儀も最低限度のマナーやルールも守らない人が圧倒的多数の中共人観光客との違いは、まいどなニュース(神戸新聞社ほか運営)配信の「『礼儀やマナーに気を使わない外国人旅行者が増えた』その結果…『京都は私の“Home”』と語るベルギー人女性が見た変化と憂い」で書かれていることが原因です。

 ニセコや富良野の土地を買い漁る中共人も含め、彼らの頭の中に「日本への興味」「日本のことを学ぶ」という基本的入国動機など全くありません。ただただ「日本なら土地を買える」「価値あるものが安い」という卑しい考えしかないのです。

 私たち日本人が海外旅行する際、そもそも「行きたい国」にはそれなりの理由があり、それがたとえ「海が綺麗」「食べ物がおいしい」といったものであっても現地で、例えば寺院に「肌を露出した格好では入れません」と言われれば当然従い、その文化に一瞬でも敬服したりするものでしょう。

 つい最近、英国籍観光客が八坂神社(京都市東山区)でふざけ、それを注意した日本人女性に暴言を吐き散らすという事件が起きましたが、中共人観光客が嫌われやすいのは、わが国に対する敬意が全くないためです。前出記事で指摘される通りその結果、私たち日本人も次第に「おもてなし」をやっていられなくなり、食堂などで法外な価格設定をしたり、客を極めて雑に扱ったりし始めました。

 その悪影響を思いっきり受けるのが台湾人観光客です。一見して中共人観光客との見分けがつきにくく、中共人に嫌な思いをさせられ続けた店主らが台湾人にも雑な態度を取ってしまうことがあるようです。

 そこにまた目をつけたのが中共であり、レコード・チャイナ配信の「『日本では月に1~2回は差別に遭う』、台湾人留学生の投稿に反響―台湾メディア」を読んでも、台湾に浸食する中共人工作員(主として外省人)が騒ぎを大きくしている感が否めません。これで日台友好を破壊しようという算段です。

 このような分断工作は、安倍晋三元首相が訪台直前にして暗殺されたころから顕著であり、よって遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)で「【台灣加油】日本で台湾のフツーのお菓子買ってみた」というような動画を作り、できるだけ多くの日本人に見てもらいたいのです。

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『中国が仕掛ける日台分断の罠』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    埼玉県川口市の奥ノ木信夫市長は28日、川口市や隣接する蕨市で在住クルド人らを非難するデモが相次いでいることについて「外部の人が来てやっているという認識。地元の人がやっているという情報は1回も聞いたことがない。外国人排斥につながり、よろしくないという思いだ」と話した。定例会見で記者の質問に答えた。 (ここまで引用 )

     公人として ここまで劣化した奥ノ木信夫という輩は、責任能力が無いのだから、法の埒外の者と判定するしかない。クリスチャンではない私でも、「神よ、憐れみ給え」と天を仰ぐしかない。