河野太郎の「答えない力」

皇紀2683年(令和5年)2月15日

自民幹部「真摯に答弁すべき」 「所管外」を12連発の河野氏に

自民党の梶山弘志幹事長代行は14日の記者会見で、河野太郎デジタル相が国会で野党側の質問に対し「所管外だ」との答弁を連発したことに関し「あくまで一般論だが、国会…

(産經新聞社)

 岸田文雄首相の「聞く力」がまやかしだったなら、河野太郎デジタル相の「全ての責任は私に」「しっかりと対応していく」とした自身の姿勢も一切出鱈目でした。

 思い出されるのは、外相時代にも「次の質問どうぞ」を繰り返したことです。この小男は、答えないにしても私たち国民に対して著しく態度が悪い、と指弾せずにはいられません。

 自民党幹事長代行が特に注意しなければならないほど不誠実なのです。これがもしも首相になれば、答えたくない質問には全て「過去の内閣がやったことは知りません、はい次」「私の与り知らぬことです、はい次」でかわされてしまいます。

 これを無責任というのです。常に現職としての責任があり、だからこそ首相は靖国神社を参拝しなければなりません。いわゆる「赤紙一枚」で国民を戦地へ送り、死なせた責任を「私は知りません」と言って、私たち国民の前でまんまとかわせると思ったら大間違いです。

 どの面を下げて生きているのか、とさえ思います。この類いの政治家を直ちに永田町から叩き出さねばなりません。

 しかし、しかしです。これは、河野氏だったから申しました。そもそも立憲民主党の本庄知史衆議院議員(千葉八区)が繰り出した質疑は、予算委員会で閣僚が答弁しなければならないようなものではなかったのです。

 質疑の「元ネタ」は、中央公論新社刊『安倍晋三回顧録』であり、どうしても聞きたければ個人で事務所を訪ねるなりすれば済む類いのものでしかありません。どちらかと申せば、報道権力が独自取材に赴くような内容でしょう。

 相も変わらず立民や現在の日本共産党員らの国会質疑は、低次元極まりなく、その存在自体が「歩く無駄遣い」です。

望月衣塑子記者が法相会見で「特定の学生団体に肩入れ質問」 他紙の記者は「彼女はもはや活動家」 東京新聞の見解は?(抜粋) | デイリー新潮

財務省の文書改ざん事件で自死した赤木俊夫さん(当時54)の遺族とのトラブルで、信用が失墜した東京新聞の望月衣塑子記者(48)。…

(週刊新潮|新潮社)

 質問が質問になっていない、と言えば中日新聞社・東京新聞社会部の望月衣塑子記者を置いて現在ほかになかなか見当たりません。社会部記者でも入れた武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂騒前の首相官邸・内閣官房長官会見で、どれほど他社の記者たちが「もはや取材妨害だ」と眉をひそめたか、直接記者に聞けばよく分かります。

 決して当時の官邸が望月氏をつまみ出したのではありません。財務省主計局と主税局が捏造した森友問題をめぐって望月氏は、理財局・近畿財務局から死人が出たことに群がり、遺族をさんざん利用して逃げたことが世間にバレています。

 武漢ウイルスで政治部記者以外の入室制限が始まったのみならず、望月氏はもうとっくに、ジャーナリストとして死んでいるのです。

 しかし、しかしです(またか!?)。会見場で勝手に対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を始めてしまう「もう死んだ人」の腐り果てた質問に答える必要がないという至極常識を、現下の週刊新潮が書くと(官房長官時代に苦労させられた)菅義偉前首相の擁護記事にしか見えません。

 河野氏を推すような菅氏だの岩屋毅元防衛相だのの類いは、今すぐ永田町から追い出さねばならない対象です。まして菅氏は、自分が返り咲こうしているのですから。

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『河野太郎の「答えない力」』に3件のコメント

  1.  3710:

    今回の全文、力強く全く同意!!  良い文だ~!!

  2. 自由貿易反対:

    平塚市民よ、目を覚まして河野太郎を落とせ!

  3. 日本男児:

    私は、此処迄日本愚民が平和ボケ・能天気・お目出度い・お人好し・間抜けばかりとは思わなかった事例がある。それは、自愚党総裁選挙の度毎に何時も名前が挙がる河野太郎氏を次期総理にと考えている人がかなりの割合で存在している事だ。私見に拠れば、愚民有権者や自愚党党員や自愚党支持者等は揃いも揃って余程平和ボケ~間抜けばかりがいるものだと思った次第です。河野太郎氏の何処が愚者達のお気に召したのか、摩訶不思議だ。河野太郎氏と言えば、最も自愚党とさえ相容れぬ思考や言動をして憚らぬ人物ではなかろうか。しかし、現実は小説より奇なりである。まあ、河野洋平有りて河野太郎在りである。彼の悪名高き河野談話をして河野太郎言動と言える。親子には夫々個人的人格があると言っても、河野親子にはそれは例外中の例外だと思う。もうこれ以上愚人選びの過ちを繰り返してはならぬ。河野太郎選びの愚選択は、歴代自愚党愚総理排出を繰り返すだけだ。それは取りも直さず自愚党=国家観無き愚党=金と利権と議員継承権だけで集う魑魅魍魎の巣窟、以外の何ものでもない。