高市首相を阻止したい親中

皇紀2682年(令和4年)12月19日

 ツイッター上で他人の個人情報(所有物等の位置情報)を晒したアカウントをわざわざ取り上げるなどしたジャーナリストのアカウントを凍結させたイーロン・マスク氏に対し、ジャーナリズムを「殺した」かのような批判を繰り広げて凍結解除へ持ち込んだ連中に申したいのですが、前体制のツイッター社が米大統領のアカウントを凍結した際、沈黙するどころか賞賛したのはなぜですか、と。

 民意によって選ばれた為政者の言論が(その言論に対する評価は別として)一企業によって封殺されたことを批判せず、批判のための批判を繰り返す個人攻撃を野放しにしようとするのは、あまりにも見苦しい二重基準(自分の考えと同じか違うかというだけの判断)です。

 ジャーナリストなら何をしても許されるのですか? とんでもない危険思想です。

防衛増税めぐり首相批判した高市早苗氏 党議決定に「全面的に従います」反党行為での離党を否定

 自民党の高市早苗経済安全保障担当相(61)が18日、自身のツイッターを更新。防衛増税をめぐり、改めて自身の考えをつづった。高市氏は11日以来、1週間ぶりにツイッターを更新し、ツイートを複数投稿。「今夏の…

(スポーツニッポン新聞社|毎日新聞社)

 さて、十七日になって突如週刊誌をにぎわせたのが次期首相候補に小渕優子元経済産業相が浮上しているという報道です。

 結論から申しますと、私の知る限り党内でそのような噂は、一切ありません。存在しない噂話が出るからには、意図して週刊新潮(新潮社)記者に書かせた輩がいるということです。

 完全に中共に喰われている林芳正外相の後任として日中友好議員連盟会長に収まった小渕氏は、同類の「中共に配慮したがる稀代の莫迦」どもにとても好かれています。

 現時点では、十七日記事で申したように増税の軌道を敷いた岸田文雄首相の後、河野太郎デジタル相にそれを実行させるというのが党内の算段です。

 偉そうな茂木敏光幹事長を交代させたいような話が同時に漏れていることから、実は同じ平成研究会所属の誰かが書かせた記事かもしれません。

 それにしましても、多くの国民に「ドリル優子」などと蔑まれている政治家が次期首相になれるはずもなく、当然党として選挙の顔にもなりませんから、分かりやすいほど「違う人の氏名」が出されたのには必ず別の企みがあります。

 それは、間違いなく同じ女性政治家の高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相を何としても次期首相候補から外し、党内で静かにさせるためにほかなりません。

 野田聖子元総務相が「終わった」ように、小渕氏の氏名を出すことであたかも「高市氏も既に過去の人」「自民党内では話にもならない人」という国民的認識へ誘導したいのでしょう。

 話し合えば人柄のよさに触れる(財務省に騙されている)岸田首相個人を批判しているのではなく、強引にして著しく間違った増税論を批判した高市氏がわざわざ「党議決定された事項については、全面的に従います。反党行為をして離党するつもりはありません」などとツイートしなければならなかったのも、恐らくこうした党内の陰惨な現状を察したからに違いありません。

 権力闘争は大いに結構ですが、高市氏はまるで怯んでいませんし、増税をそのまま進める河野氏以外の選択肢がないような「貧しい自民党」そのものが財務省に操られるがままになっていることを、もし議員諸氏が何とも思わないなら「次」はないのです。

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『高市首相を阻止したい親中』に2件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    安倍さんが殺されたことの歴史的な意味・目的を 考えてみる事さえ出来ないボンクラどもが 日本の政界・財界であるという絶望の現実。熊本にTSMCを誘致して五千億円を献上して 三年後には 日本の半導体材料・製造装置の先端技術を盗まれ そして脱炭素という環境詐欺によって日本の自動車産業も公害の少ない石炭火力発電技術も 日本の優位が奪われて 日本は没落の一途となる。岸田は遠藤様のおっしゃる「頭が良い」? いえいえ、デフレからの脱却のための日本の唯一の政策であった金融緩和も「岸田政権、2%物価目標の柔軟化検討」つまり金融緩和を止めるわけで、世界的にしばらく続く物価の高止まりと増税によって 日本はスタグフレーションへ。音を立てて日本が崩落して行く。

  2. 日本を守りたい:

    日本経済は今コストプッシュの物価高 決してデフレからの脱却での物価高ではない。中・低所得者の個人消費の増大化によってのみ、デフレ脱却と成るのだ。そのためには、賃上げ・減税・支給金などの政策が必要不可欠。財務省が真逆の政策しか打たないので、財務省がある限り、日本の国民経済は窮乏の一途。