ワクチン接種で死亡認める

皇紀2682年(令和4年)7月26日

 安倍晋三元首相の妻・昭恵さんを乗せた警視庁の警護車両が昨日午前八時過ぎ、首都高速都心環状線の三宅坂ジャンクション(東京都千代田区)で、後方についていた別の同庁警護車両に追突されました。昭恵さんにけがはありませんでしたが、お見舞い申しあげます。

 警護体制に対する批判は避けられないでしょうが、SNS上で「私人に税金を使って警護しているのか」などと心ない、と申しますより無知蒙昧な書き込みをする連中に教えてあげてください。

 伊丹十三監督の遺作となった映画『マルタイの女』(平成九年公開)でもご覧になって、基礎的知識くらい身につけてから物申しなさい、と。

 安倍元首相は、暗殺されました。元首相夫人は一私人でも、事件の経緯から警察が身辺警護をつけるのは当然です。同種の「身の危険」が想定される場合、あなたや私も「マルタイ(警護対象者)」になります。

 むしろ安倍元首相が暗殺されたあの日、渋谷区富ヶ谷のご自宅から奈良県橿原市の県立医科大学病院まで、東海道新幹線と近鉄特急で駆けつけた昭恵さんを、報道権力が無神経に「今、改札を通りました」などと報じ続けたのも大変危険でした。

 これで警察だけを批判できるでしょうか。そして今、暗殺された安倍元首相を、報道権力が寄って集って「もう一度殺し」にかかっています。SNS上でそれを煽っているのも、ほぼ全員が日本共産党や立憲民主党の支持者であったり、もっと極左暴力集団(中核派や革マル派)と親和性の高い連中です。

 一連の警護ミスで、警視庁と警察庁の幹部人事に嵐が吹き荒れるようですが、これらのミスを挽回するには、目下やりたい放題になっている危険思想集団の暴力行為を見逃さないことに尽きます。私たち国民の身の安全と、健全な言論の自由を守るために、どうかよろしくお願いします。

接種後死亡で初の被害認定 新型コロナワクチン―厚労省分科会:時事ドットコム

厚生労働省の審査会は25日、新型コロナウイルスワクチン接種の健康被害に関する分科会を開き、接種後に死亡した91歳女性の死亡一時金請求を認めた。同ワクチン接種後の死亡例について、予防接種健康被害救済制度に基づき認定されたのは初となる。…

(時事通信社)

 さて、厚生労働省は同日、種痘によって駆逐した感染症である天然痘に似たサル痘の感染者を、初めて東京都内で確認したと発表しました。三十代の男性で、欧州に渡航経験がありました。

 その欧州では、阿大陸での感染例しかなかったサル痘の感染蔓延で、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言していたわけですが、以前にも指摘したように、やはり現在の渡航措置で国内に入ってきたのです。

 ただ、いたずらに恐れる必要はありません。人類が唯一「まともに」作れた天然痘ワクチンで、八十五%程度の重症化予防が期待できます。少なくとも致死率は0%です。

 とはいえ報道権力の問題は、これが男性同性愛者特有の感染症であるかのように伝えていることでしょう。サル痘の感染経路は、主に皮膚、粘膜、衣類や寝具などであり、特に性的接触があれば男女関係なく発症します。特に天然痘ワクチンの接種経験がない四十五歳以下の若い世代に警告すべきです。

 エイズを発症するHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に当初、同種の偏見が先行し、結果として男女の世界的感染拡大を防げなかったのと同じ間違いをしてはいけません。

 現在サル痘は、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)向けとされるワクチンの接種が進んだ国ぐにを中心に感染拡大しており、ワクチン接種が免疫不全を起こす可能性を、専門家が考慮し研究すべきでしょう。帯状疱疹の患者が激増していることからも、既にあらゆる体の異変をもたらしているかもしれません。

 厚労省がついに認めざるをえなくなった接種後の死亡例は、全国集団国家賠償請求訴訟を封じるべく、一時金の支払いを先行させたものです。

 今後、接種との因果関係認定が(同様の例が数多あるため)対処しきれなくなった時、厚労省は地獄を見ます。そして、私たち国民の敵と化すのです。

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『ワクチン接種で死亡認める』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    私事ですが、どうやらコロナウイルスに感染したようです。
    というより今PCR検査を受けたら間違いなく陽性反応が出るような状態です。
    症状としては、この暑さも相まって割としんどいです。とはいえインフルエンザほどではなく
    咳と発熱程度でしょうか。忙しいですが葛根湯を飲んで早く寝て治します。はっきり言ってこの程度の感染症で医療が逼迫する意味が分からないし、経済を止めてまでなんて馬鹿話にもほどがあります。また多くの国民も検査に行って菌を貰うかもしれないリスクを何故考えないのでしょう。NHKを筆頭に「たかが検査で陽性反応が出た数」を持ち出して「感染拡大に歯止めが掛かりませ~ん」などと煽ってのける報道権力の汚らしさは所謂「第7波」以降、ますます酷さを増しています。
    共産党、立憲民主党、革マル、マスコミ、厚労省・・・国民の敵が多すぎて困ったものです。

  2. 遠藤 健太郎:

    きよしこ様
     読者初の勇気ある「感染?報告」をありがとうございます。目下「新規感染者」とされてしまう「インチキ検査の陽性判定者」のほとんどが無症状か、或いはきよしこ様にご報告いただいた程度の症状だそうです。そうした人びとと、未だ「濃厚接触者」をいう自治体がまだあり、彼らを全員入院させようとして「自宅待機をお願いした人がこんなにいます」などとわめき、盛んに「医療崩壊」を煽っています。

     とはいえ、何卒お体ご自愛ください。万一症状が重くなった場合、その時こそはインフルエンザウイルス感染時と同様、ご無理なさらず適切な治療を受けてください。