加藤官房長官の不敬発言

皇紀2681年(令和3年)6月3日

加藤氏、女系天皇も憲法上は容認 皇室典範は男系男子に限定

 加藤勝信官房長官は2日の衆院内閣委員会で、安定的な皇位継承策を巡り、母方が天皇の血筋を引く女系天皇も憲法上は認められるとの見解を示した。同時に、皇室典範は皇位継承者を男系男子に限定していると説明。…

(共同通信社)

 だから加藤勝信内閣官房長官は、以前から信用ならないのです。誰ですか? こんなのを「保守政治家」と評価していたのは。

 しかし、一点はっきりいえるのは、これが現行憲法(占領憲法の正体だということです。占領憲法は、天皇陛下に御返しすべき皇室典範(正統典範)はおろか現行典範(占領典範)とも整合性のない代物で、憲法の体を成していません。

 いみじくも加藤官房長官がそれを明らかにしてしまいました。ここまでいうのなら「現行の典範も憲法も出鱈目です」といいきればよいのに、それだけの見識も根性もありません。

 自民党は恐らく、今夏・今秋の衆議院議員総選挙で負けます。そして、極端な結果が出る小選挙区制の弊害により、支持率が消費税率よりも低い陰険民主党や外国民民主党といったゴミの連立政権にまたぞろ行政権力を掌握され、わが国は今度こそ奈落の底へ堕ちて二度と這い上がれなくなるでしょう。

 それを回避するには、消費税率をゼロにする内需(景気)回復策を打ち出すしかありません。野党が今、これをいえば選挙に勝てます。その前に、責任政党として自民党が財務省を抑え込んで実行に移すしかないのです。

 ところで先日、天皇陛下が夏季五輪東京大会(東京五輪)に言及なさらなかったことを「天皇も東京五輪に反対してるからだ」などと天皇陛下を平然と政治利用する莫迦莫迦しい言論が散見されますが、まさに政治案件にされてしまった五輪に言及するわけにいかなくなった陛下の御御心を申し訳なく思うことのない不敬の下民が活動家気取りでいるさまを、一国民として恥ずかしく思います。

 かつては、自然災害疫病の流行が立て続くと「神力がない」と臣民に思われるのを避けようと天皇陛下が遷都を命ぜられたりしましたが、コイケバカタレガ都知事のいるような東京都なら捨てたほうがよいのかもしれません。

 上皇陛下の御譲位も、表向きは御高齢、裏では分不相応な小和田家の希望に御応えになってしまわれたというより、災害の相次いだ平成を一刻も早く終わらせて私たち臣民を安心させようとなさられたからではないか、とさえ思います。

 小和田宮内庁の秋篠宮に対する不作為(嫌がらせ)から眞子内親王殿下を「母子ともに詐欺の輩」が襲ったことからも、遷都でもして人心一新、わが国はもう一度出直したほうがよいのかもしれません。

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