荒みゆく都内の旧一等地

皇紀2681年(令和3年)5月8日

尾崎豊さんが愛したキラー・カーンの店閉店…まさかの「ホームレス」宣言

 元プロレスラーのキラー・カーンこと小沢正志さん(74)が経営する、東京・新宿区百人町の「居酒屋カンちゃん」が5月22日に閉店することになった。プロレスラー引退後、「スナック カンちゃん」に始まり、場所を変…

(東スポWeb – 東京スポーツ新聞社)

 キラー・カーン(本名=小澤正志)さんといえば、プロレスにはそれほど詳しくない私でも「モンゴリアン・チョップ」とすぐに口をついて出てくるほど国内外で大変ご活躍になった方です。

 大相撲の力士からプロレスラーに転向され、団体の分裂騒動などで人間関係に苦悩された結果、引退以降、東京都新宿区内に飲食店を次つぎに開業されたそうですが、歌手の故・尾崎豊さんが愛したカレーライスというのは、最初に中井で開業された「スナックカンちゃん」時代のもので、この味は居酒屋でも引き継がれていたといいます。

 西新宿から歌舞伎町、そして百人町へ移られ、カーンさんが「この街がいやになったんだよ」「この街を好きになろうとして頑張ったけど、好きになれなかった」とつぶやかれたのは、いかに新大久保駅・大久保駅周辺が「日本人の街でなくなった」かを表しているのではないか、と。

 思えばカーンさんは、プロレスラー時代にも在日韓国人たちに翻弄されました。どなたとははっきり申しませんが、いい加減な団体経営に振り回され、米国の著名なレスラーや団体会長から引退を慰留されても拒んだほど、氏は大変うんざりなさったのでしょう。

 百人町は、昭和初期には山の手の邸宅街となり、著名人も多く暮らしていました。全てが変わってしまったのは、大東亜戦争後の占領統治期です。

 特にロッテ(辛格浩氏創業)新宿工場の操業で在日韓国人が集まり始め、それまでの不法占拠者と混ざって一大韓国人街を形成してしまい、現在はさまざまな在日外国人の巣窟と化しました。

 決して差別的な意味で申していませんし、繁華街で毎日ごみのポイ捨てがされるのも百人町だけではありませんが、私たち日本人も含めて特にこの町での振る舞いが傍若無人になった(近年中共人・韓国人観光客が増加して以降、日本人の態度まで酷くなった)のは事実でしょう。

 カーンさんがこの町で昨年起こした自転車の接触事故も、被害者側がお金目当てに騒いだだけという(真偽は分かりませんが)指摘もあり、文化の薫り高いかつての邸宅街は、どうにも居心地の悪い場所へと転落してしまったのかもしれません。

 三月一日記事でも申したこのニューカマーエリアの「ほどほどのオールドカマー」は、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を平然と口にする質の悪さをのぞかせます。そうした人の周りに、さらにヘイト目的のニューカマーが集まるという構図があり、注意が必要です。

 西武新宿駅から新大久保駅に向かって歩きますと、線路沿い一体が不自然な道路区画のまま昨年まで工事が続いていました。この辺りがかつての不法占拠者エリアであり、不審火を発生させて古い建物が撤去されたところで、横切る職安通りも、大久保通りも、まるで日本の街並みではありません。

 カーンさんは、とても心優しい繊細な方なのではないかと拝察します。だからこそプロレス団体のいざこざも、百人町での毎日もおつらかったでしょう。心穏やかに過ごされ、さらなるご活躍を祈念しています。私たちは、下を見て「下でいいんだ」と思ってはいけないのです。

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『荒みゆく都内の旧一等地』に1件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    最近、発展途上国でも「少子高齢化」が着々と進行しており、今後世界各地で「移民争奪戦」が加速するとの新聞報道を目にしたように思います。

    本来なら、日本人の若者を高い給料で雇えればよいのでしょうが、なんせ「グローバル化は絶対正義」らしいですし、「消費者目線」に立って、あらゆるものを1円でも安く、1個でも多く提供しなくてはならない世の中です。
    ついでに、緊縮も進めろと・・・

    バイデン政権の人道主義を褒めたり、ベトナム人実習生の苦境を批判する前に、内外で不法移民や実習生が歓迎される「構造的な背景」というものを考えるべきでは?

    韓国ですが、相変らず海外へ移住する人が沢山いるようですね。
    一方で、世界最低レベルの出生率です。
    韓国本国は外国人労働者を確保しようと頑張っているようですが、今の世界、何かが狂っていませんか?