感染研で会食が意味する事

皇紀2681年(令和3年)4月10日

 英国王室は昨日、エディンバラ公爵フィリップ王配殿下の薨去を伝えました。衷心よりお悔やみを申し上げます。思ったことをすぐ口になさる「舌禍」の多い殿下でいらっしゃいましたが、このような方は得てして無邪気なのです。

【土曜放談】
 六日記事配信の直後から、大阪府職員やら何やら、相次いで公務員たちの会食が報じられています。政府も各地方自治体も、こうなったら「バレる前にゲロしてしまえ」ということなのでしょう。

 中でも極めつけは、国立感染症研究所(東京都新宿区戸山)の職員と研修中の医師ら二十一人の会食が発覚したことです。所内の職員食堂で、緊急事態宣言発令中の三月十八日夜の出来事でした。

 私は何ら問題なかったと思います。願わくばこのようなことをしている間にも、彼らが「武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の指定感染症(二類感染症相当)指定は大間違い」と宣言してほしいくらいです。

 もう一度申します。彼らの行動に怒りをぶちまける前に、何かがおかしいと気づいてください。目下変異株の分析も行なっている感染症研究所の職員や医師たちがですよ、大勢で「ちょっと会食するくらい問題ない」と判断しているということはですよ、いかに武漢ウイルスはインフルエンザウイルス程度のものでしかないかということです。

 二類感染症に指定して専門病院でしか治療を受けつけず、医療従事者たちがいちいち服を着替えなければ病室にも入れないようにしなければならない「未知の殺人ウイルス」ではありません。これではっきりしたでしょう。

 もし国民経済を停止、制限しなければならないほどのウイルスが市中にウ~マンボウっ、失礼、蔓延しているのなら、感染研の職員や医師たちが真っ先に厳重防御しているはずです。

 厚生労働省と製薬利権、指定感染症指定で「働かずに補助金受ける町医者組織」こと日本医師会、国民の中でも特に阿呆の代表と化した政府分科会、そして日本の衰退をと呪い続けてきた報道権力……このような連中に騙され続けるのは、もう本当にやめましょう。

 感染症対策は通常に大変結構です。おかげで今冬は風邪一つひかずにすみました。もともと身を清潔に保つ習慣がきめ細かい(土足で家の中に上がらず入浴が大好きな)日本人に、この程度のウイルスはどうということもなかったのです。

 もっと恐ろしいウイルスが侵入してくることは、今後十分に考えられます。その時のために、いかにわが国が自国防衛能力のない国家かを、今のうちに改めておきましょう。

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