それはダメだわ相模原

皇紀2680年(令和2年)10月31日

 トルコ西部沖のエーゲ海(ギリシャのドデカネス諸島近海)で昨日午後二時五十分(日本時間同二十時五十分)ごろ、マグニチュード7.0の大きな地震と共に津波も発生しました。

 残念ながら多くの建物が崩壊し、死傷者が出ています。衷心よりお悔やみを申し上げ、被害に遭われた方がたにお見舞いを申し上げます。

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(Twitter)

 さて、わが国の一部地方自治体は、本当に危険な行政権力と化しています。神奈川県下では、いろいろある川崎市に続き同じく政令指定都市の相模原市までもが、一方的なヘイトスピーチ条例の制定に向けて動いています。

 私は基本的に、ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)を「駄目なもの」とすることには賛成です。

 特定の人種に対し、特定の個人の言動に対する批判ではなく十把一絡げに人びとの憎悪をかき立て、一方的に誹謗中傷と差別を煽ることは、とても真っ当な言論とは申せません。

 ただ、その基準を法や条例で定めることは極めて難しく、言論そのものの委縮を招く恐れがあるため、言論や研究といった個人の自由を守らなければならない範疇に権力が口を差し挟むことには反対します。

 よって「理念」として「やめましょうね」と呼び掛けるのは構いませんが、罰則を設けたりする権力側の行為は大変危険です。

 そしてもう一つ、はっきり申し上げておかねばならないのが「対日ヘイトスピーチ(日本人に対する憎悪差別扇動)」も同じく理念として禁止しなければ公平・公正なものとはいえません。私が何度も申してきたことです。

 ところが、ツイッターのトレンドをチェックさせていただきますと、例えばフリーライターの李信恵さんはマイノリティ(少数派)差別を禁じてもマジョリティ(多数派)差別は「何ら問題ない」とし、わが国に於いて「日本人は死ね、といっても構わない」というようなことを平然とおっしゃっています。

 このような考え方は、地球人類として「中共人は公称十三億人もいるから多数派であり、差別しても構わない」といっているのと同じであり、それでは特定人種に対する憎悪差別をなくそうという人権と平和の基本から遥か彼方へ逸脱し倒しているではありませんか。

 日本国内の話であり、在日韓国人から見て「日本人は多数派だという話をしている」とおっしゃりたいのでしょうが、ならば韓国国内で駐在や短期滞在などの日本人が差別され、時に暴力をふるわれてきたことに対し、韓国国民が私たちに心からのお詫びをしてきたのかという問いに答えてもらわねばなりません。

 いや、そのような作業は不毛ではないのか、と。そこにはまた新たな憎悪扇動(或いは偏向した政治活動)が生まれ、結局私たちは人種差別の壁(活動利権)を超えられないのです。

 ならば決して「韓国人に対しては駄目だが日本人に対してはいくらでも憎悪差別してよい」というのではいけません。到底人類の目指すべき平和な世界からかけ離れた主張でしかないのだと、私たち日本人が真正面から主張しなければいけないのです。

 私たち日本人は、ここ十年ほどで対日ヘイトスピーチに対してヘイトスピーチで応戦するようになりました。それよりも遥か前から始まった「反日」に堪えきれなくなったからです。インターネットの浸透も影響していますが、あまりにも「ないこと、ないこと」をいわれて我慢の限界がきていることに、わが国の行政権力も立法権力も全くお構いなしというのは、いかにも市井の人びとの苦しみを知らなすぎます。

 多数派であるからこそ上げられない声があり、そこを思い図る政治がない……「日本国民のための政治はどこ?」という問題が存在するのです。

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『それはダメだわ相模原』に3件のコメント

  1. きよしこ:

    たしかに言論の自由の萎縮を招く結果となるため政治権力が言論に介入することには反対ですが、日本人が不当な差別を受ける状況やその予兆には、むしろ行政が先手を打つ形で積極的に手を打たねばならないのではないでしょうか?どの勢力への「忖度」なのかは知りませんがそれを怠った結果として川崎や相模原における「対日ヘイトスピーチ助長法」とも取れる出鱈目が罷り通るのです。それを打ち破るためにも今一度「我々は国体と子供たちのために額に汗して時には涙を流し懸命に生きていくのだ」という健全な保守思想に立ち返らなければならないのではないでしょうか?

  2. 日本を守りたい:

    正論を言っても無駄。朝鮮半島出身の人々は 日本人に対しては ただひたすら 優位に立つ事だけを目的としているので、真理・真実を認識して受け入れる気持ちが無い。だからどこまでも屁理屈を探し出し ひねり出して 日本人を言い負かす事だけが目的なのだ。シナ人の下位に甘んじる代償として 日本人の上位に立ちたい そういう病気 精神病のようなものでしょう。彼らとは関係を持たぬ事こそが 最善であり、次善は無い。人間関係では 何でも解決できるわけではない。解決できない事も少なくないわけで、だから 朝鮮半島との国交断絶を 日本人は断行すべし。

  3. 湘南童子:

    その通りだと思います

    日ノ本の大和の天命が完うされますように