三権の長に女性が就く日本

皇紀2680年(令和2年)9月10日

 ナントカ民主党の代表選挙ごっこに立候補した革マル・エダーノ氏は、菅義偉次期首相の「自助・共助・公助」に対して「政治家が自助といってはいけない。責任放棄だ」と述べましたが、旧民主党政権(野田政権)の「税と社会保障の一体改革」という大失策の発表当時、旧民主党の首相が「社会保障を考えるときに基本は自助」と答弁(平成二十四年五月二十三日・衆議院特別委員会の集中審議にて)していますが、当時民主党内で「政治家がいってはいけない」と大騒ぎになったのでしょうか。

 極左政治家がその場しのぎの思いつきで他者を誹謗中傷することしか考えていないからこのような矛盾が生じ、世間に「またブーメラン刺さってるで」といわれるのです。

 報道権力は、民主党の代表選で各都道府県連の予備選すら行なわれず、女性候補もいないのに、まるで自民党総裁選挙ばかりが「地方の声を聞かない」「女性候補がいない」と叩いています。自民党は地方予備選を行いますし、いつもしゃしゃり出てくる野田聖子元総務相は、性別に関係なく人望が全くないだけ(政治家として失格)です。

 それを性別のせいにする口の利き方こそ性差別的に聞こえます。自民党はかつて、書類さばきが抜群だった扇千景元国土交通相を参議院議長に推しました。国家三権(のうち立法権力)の長です。しかも、現在も自民党は山東昭子元科学技術庁長官を参議院議長にしています。

 今なお靖國神社崇敬奉賛会の会長に就いているような女性の活躍は、報道権力によってなかったことにされるのでしょうか。現議長は、別の意味で「手さばき」が狡猾なご様子ですが……。

 ※むろん、女性が女性であることを理由に、不当に扱われることについては批判します。

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『三権の長に女性が就く日本』に1件のコメント

  1. 日本女性:

    私は女性が政治に向いてないとは思わないですが、今の女性政治家、とりわけ小池都知事は首都自治体のトップリーダーとして女性の政治能力に疑問を抱かせる失政・失策ばかりで、女性差別や偏見よりも、こうした現職政治家の無能さが女性政治家への期待値を著しく下げていると思います。

    パフォーマンスに多額の税金を使い、自分だけを目立たそうとするナルシストは職員を疲弊させるし、SNSでの罵詈雑言の炎上商法で悪目立ちしかしない女性政治家がとりわけ野党に多く、国の舵取りができるとは到底思えません。もっとも、野党の無能さは男女を問いませんが。