共同通信の悪意に満ちた嘘

皇紀2680年(令和2年)6月8日

日本、中国批判声明に参加拒否 香港安全法巡り、欧米は失望も

 【ワシントン共同】香港への国家安全法制の導入を巡り、中国を厳しく批判する米国や英国などの共同声明に日本政府も参加を打診されたが、拒否していたことが6日分かった…

(一般社団法人共同通信社)

 本日の表題には「今さら」感が漂いますが、事実であればこれは決定的です。もう「日本は人権平和の国」とは二度と宣言できません。一部報道には、共産党の習近平国家主席の国賓来日年内実現のためではないかとの解説がつきましたが、年内の予定はなくなりました。

 それも、わが国側の打診ではなく、中共から「年内は行けそうにないから、もういい」といってきただけであり、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の収束が最低二年がかりであることを見越し、共産党が国際社会との雪解けを来年以降と試算した結果でしょう。

 ですから、習主席のような稀代の暴君に天皇陛下の拝謁を賜るようお膳立てする「犬日本」の役目も、来年以降でよいという「共産党様」の指示が出たというわけです。

 では「米国の犬」としての役目はどうなるのでしょうか。ドナルド・トランプ大統領は、自身が再選されるためであれば平然とわが国との関係を切り捨てるかもしれません。その危ない橋を渡るからには、他のことで服従するつもりなのでしょうか。

 つまり、私たちの国なのに私たちで判断できることも、私たちのための政策も、もうどこにもないのです。現行憲法(占領憲法)を「憲法」としてからずっとですが、それにしてもあまりに酷いではありませんか、といってみておきましょう。自民党内で「黙っていないぞ」という議員は、すぐに手を挙げてください。

 ただ、地方紙もロイター通信社記事も、全て発信源が「通信社界隈のデマノイ」こと共同通信社なので、事実かどうか確認します。

【追記】この「拒否」という報じ方は、やはり共同の悪意に満ちたものだったと判明しました。外務省ルートで確認したので、精度は高いと思ってください。この声明は、「米国や英国など」ではなく「米国と英国」が突然いい出したもので、他の欧州各国も参加できていません。わが国も独仏なども「拒否」などしていないのです。

 ただ、記事本体で申した問題は残されていますし、このまま中共へ寄っていかないよう、私たちは安倍内閣を建設的に牽制しなければなりません。よって本体はそのままにし、表題を修正しました。

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『共同通信の悪意に満ちた嘘』に3件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    外国人の入国制限は徐々に(とういうか大幅に)緩和されるようですね。
    もちろん、出入国時のPCR検査などは義務付けるのでしょうが。

    この「出入国時のPCR検査」ですが、日本出国の際に「陽性」が確認された場合は、空港周辺の自治体を中心に、「日本国内の病院」に入院させ治療することになると思います。
    例えば現在、「東京アラート」が発動中ですが、外国人ビジネスマンが都内で感染し、そのまま都内の病院に続々と入院され、医療がひっ迫する・・・という事態も想定されます。

    中韓両国から「規制緩和の対象に含めてくれ」というアピールがあるとも聞きますが、どうしたもんでしょう。(と白々しく言ってみる。)

  2. きよしこ:

    この報道が出た際に私も目を疑いましたが、「声明とやらの目的や出どころが見えてこない」「ならば何故安倍首相は先日の記者会見で中共を名指しで批判したのか」という疑問が即座に沸いたため、ありがちなフェイクニュースかと思い、判断を保留としました。すると自民党の青山繁晴・片山さつき・長尾敬・山田宏各議員らが即座に否定し、この記事を配信していた産経新聞社も削除したため「やっぱり捏造か」という落胆と、日本語を悪意の元に利用し国民を騙そうとする狂童通信への怒りが満ちてきました。「このような悪意のある報道機関に拉致被害者の御家族はさんざん翻弄されてきたのか」と。なにしろ日本の報道機関のくせに平壌に支局を持っているくらいですからね。さすがに今回は(役立たずとはいえ)外務省さえも敵に回したわけですから、狂童通信もタダでは済まないでしょう。悪意に満ちた報道には、それ相応の反撃が待っているということを身を以て理解させなければなりません。

  3. js:

    共同通信がフェイクだとしても、それを報ずる保守派も自民党の議員も、逆のほうへ誤解を招く言い方をしていますね
    日本は確かに単独で中国に抗議をした、しかしそれは所詮遺憾の意とか憂慮を示したとかで、中共の機嫌を損ねない程度のものでしょう
    安倍さんには旗幟を鮮明にしていただきたいものです。日本の立場の難しさを論ずるのは議員や言論界に任せておけばよい。今のどっちつかずの態度は李朝末期を思わせます