権力に迎合させる韓国教育

皇紀2679年(令和元年)7月1日

 米国のドナルド・トランプ大統領が訪日ついでの訪韓で、電撃的初訪朝(板門店にて)を果たしたことは、いかにも韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)に会うだけでは意味が全くなく中共の習近平国家主席なんぞに主導権を取られたくないかが剥き出しでした。

 文大統領に仲介役としての存在を認めず、あくまで自力で第三回米朝首脳会談を実現させたことは、朝鮮労働党の金正恩委員長自身がトランプ大統領とは交渉で諸問題を解決に導きたいとの強い願いが反映されています。

 まさにイラン(義国)との対比は、米朝共に望んでいることなのです。義国のようにはなりたくない北朝鮮と、対立リスクを分散させたい米国というそれぞれの思惑が見えてきます。

韓国「教科書無断修正で官僚逮捕」 “司法の反乱”の可能性

 今年度から使われている韓国の小学校6年生用教科書から、韓国人にとっては誇りであるはずの経済成長「漢江の奇跡」に関する記述が消えたという“異変”が話題になった。保守政権時代の功績を見…

(NEWSポストセブン)

 とにかくこれをお読みいただきますと、韓国政府が子供たちの教育に於いてもどのような過ちを繰り返してきたか分かります。そして、教育に政治を持ち込もうとする日本教職員組合(日教組)などの行動原理がここに見えるのです。

 例えば、ナントカ民主党らが国会の中にまで珍妙なプラカードを持ち込んで騒ぎ立てるようになりました。これも韓国国会で野党議員たちがやり始めたことの猿真似なのです。日本人の国会議員がやることではありません。

 時の政権によって教科書の内容が変わるなど、あってはならないことです。それこそわが国では日教組らが目くじらを立てて抗議しそうなものですが、これがおかしなもので、安倍政権が教科書検定に口を挟むようなことをいえば徹底的にわめき散らしてそれを批判し、対日ヘイトスピーチ(日本差別扇動)に沿った改定があればこれを特に賞賛して政治活動を激化させるという、実に頭の悪いことを平気でします。

 北朝鮮工作員だらけの文在寅政権が韓国をどうしようとしているのか、国史教科書の改訂からも明らかです。文大統領は、稀代の「嫌韓大統領」であり、彼の存在自体がヘイト(憎悪扇動)なのですから、一刻も早く引きずりおろすよう少しずつその動きを見せ始めた韓国国民に申したい。

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